こんにちは!コミュニーケーショングループインターンの伊藤です。
先日2023年12月15日に、富士通の川崎本社さまにて、シャプラニールのフェアトレード活動『クラフトリンク』の講演会を開催していただきました。クラフトリンクの活動では、オンライン販売のみならず、企業での講演会や販売出店を行い、直接説明をしながら商品を手に取っていただき、幅広くフェアトレードを広げる役割を担っています。
今回は、インターンとして参加したので当日の会場の様子をお届けします!
当日は、富士通の方から本イベントの説明の後、クラフトリンクのお話、最後に商品販売が行われました。フェアトレードの考え方が必要とされる背景として、バングラデシュでの縫製工場崩壊の事件を例に、劣悪な環境下で長時間労働をする人々や先進国と公正な貿易取引が行われていない現状をクラフトリンクのスタッフがお話ししました。フェアトレードを通じて解決しなければならない問題は沢山ありますが、covid-19の状況下で他の収入がなくなってしまっても、フェアトレードの商品づくりに携わり、収入を得ることができた生産者の方のストーリーなど、シャプラニールとしての成果もご紹介しました。
オンラインと対面のハイブリットで開催されましたが、対面の方には、クラフトリンクとして実際に販売されている深煎り・中挽きのナッツのような風味が特徴的なハニープロセスコーヒーと、無農薬で育てられたスパイスや柑橘果皮をブレンドしたチャイマサラで作られたマサラクッキーを試飲・試食していただきました!参加者の方からコーヒーは苦味や酸味が少なくて美味しいというお声をいただきました!
商品販売では、試飲・試食の効果もあり、多くの方にコーヒーとマサラクッキーをご購入ただきました。特に大人気商品であるイエティのマスコットは、ハンドメイドでイエティの顔が少しずつ異なるため、お気に入りの子を見つけて購入されているのが印象的でした!その他にも、バングラデシュ特産品のジュート(黄麻)で作られた温かみのあるバッグや卓上ミニほうき、日本では珍しい布模様のリユースブランケットなどに皆さん興味津々でした。
富士通ではSDGsのGoal10(人や国の不平等をなくそう)の実現に向けて、フェアトレードなどを題材にイベントが行われているとのことです。本イベントを通じて、ご参加の皆さまにフェアトレードについて理解を深めて頂けたのではと思います。
今回のイベントを通して、バングラデシュ、ネパールについて多くのことを知っていただけました。今後はより途上国を身近に感じてもらい、興味を持ってもらえるように、シャプラニールのインターンで広報活動を行なっていきたいと思います。また、この出張販売に参加するにあたり、事前にクラフトリンク商品で使われている特産品や栽培方法などを勉強しましたが、知れば知るほど面白い!これからもっと理解を深めていきたいと思っています。
お越しくださった富士通職員の皆さま、ありがとうございました。
これからもシャプラニールのクラフトリンク商品の応援をどうぞよろしくお願いたします。
コミュニケーショングループ インターン 伊藤