50周年記念募金に寄付していただいた方や、いつも応援してくださっている皆さまからいただいた、
50周年を迎えるシャプラニールに託した思いや応援メッセージをご紹介します。
帝京平成大学教員/正会員/元職員
新村 恵美さん
1995年の入職後ほどなく、ネパールのプロジェクトが始まったときのことを、今でもよく覚えています。半年間のネパールでの調査を終えた職員が、当時ネパール平野部に広まっていた債務労働者の状況を報告し、新規プロジェクトを提案しました。顧みられてこなかった問題に焦点をあててプロジェクトにつなげるという、NGOの可能性の大きさを実感した瞬間でした。私自身は職員のあと会員、評議員、理事として活動に参加させていただいてきましたが、「誰も取り残さない」という原点にいつでも立ち戻れるからこそ、さまざまな立場や価値観の人たちつながって前進できることを、何度も実感しました。 入職当時、20周年記念ビデオ『ポイラ村から』を、入門講座開催のたびに参加者に観てもらいました。同じ映像をいま、日本のNGO第一世代の「貴重な資料」としてお借りし、授業で使わせていただくことがあります。地域や社会への働きかけ、当事者主体、問題の根本的な解決など、現在のシャプラニールにつながる普遍的なメッセージに、いつも感動と今後への期待でいっぱいになります。創立50周年 、おめでとうございます!
正会員/ボランティア
小川 千枝子さん
職場の先輩に勧められバングラデシュへのスタディツアーに参加したのは30数年前、事前の学習会で初めて世界の最貧国と云う言葉と中味を知りました。 ダッカに着くと町の沸き上るエネルギーに圧倒されました。人びとのひしめく様子、道端で暮す家族、村では田んぼで捕った魚を売る少年、ランプの明かりを頼りに字を学ぶ識字学級の女性達、夕涼みしながら朗々と歌声を響かせる仕事帰りの男性…帰国の翌朝、たらいに汲んだ洗顔後の水を捨てられなくなりました。蛇口からたっぷり水の出る日本を初めて意識しました。 この文を書くのに、先述の先輩と「メイド・イン・バングラデシュ」の映画を観ました。見終った時、一緒にスタディツアーに参加した国のほんの一部しか知らないと思いました。そして、あの国に50年間活動を続けている、シャプラニールはなんと底力のある団体だろうと強く思いました。これからもバングラデシュの未来を一緒に見続けたいと思っています。は来場したお母様方が買ってくれます。手工芸品は生産者の手の温もりを感じられ、品物も気に入ってもらえます。これからもシャプラニールと一緒に歩みながら、若い世代にバトンをつないでいきたいと思っています。
NPO法人アラジ代表理事/元インターン
下里 夢美さん
創立50周年誠におめでとうございます。もう11年前になりますが、大学の海外研修でバングラデシュを訪れ、シャプラニールの現地事務所にお邪魔させていただいたことが、私の国際協力の道への最初の一歩でした。フェアトレード事業で生き生きと働く女性たちをみて「現地のスタッフと手を取りあって、困難な人々の笑顔を取り戻している。こんな活動があるんだ!」とスタッフの皆さんを深く尊敬し、大学3年時にはインターンとしてお世話になりました。当時から事業の内容・規模もさることながら、私がずっとシャプラニールを尊敬し、好きでいるのは、職員やボランティアさん同士の距離が近く、温かい関係性を築かれているためです。 支援者を大切にするからこそ、長きに渡り活動を受け継いで来られたシャプラニールから多くを学び、現在はシエラレオネ共和国で教育支援を行うNPO法人アラジを運営しております。今後も、現地スタッフとともに脆弱な人々に寄り添う姿勢を忘れずに、活動してまいります。次の10年も、応援しております。
国土防災技術(株)国際部事業企画課長/正会員
中村 清美さん
50周 年 、おめでとうご ざいます 。 シャプラニールさんとの最初の出会いは、1990年代にNGOに勤務していた頃に遡ります。その後私は現会社に勤務し、2012年に都内で行われた開発教育協会(DEAR)の全国研究集会の懇親会で、当時の事務局長さんにお会いしたのがきっかけで、2013年から仕事上でのお付き合いが始まりました。ネパール・チトワンでの防災事業に初代の砂防技術者として派遣したのが現関東支社の技術部長の木内で、次が現取締役技術本部長の山崎、次いで現神戸支店技術課長の戎、そして現在も携わる国際部長の眞弓と4代になります。災害発生の原因地ばかりを見てきた技術者に「コミュニティ目線の防災」を考えるいい機会をくださいました。私もバングラデシュに行かせていただき、三助(自助・共助・公助)連携構築の一端を見せていただきました。自然災害が起こるたびに「本来知っていたら、備えがあったら救えた命だったのに」という後悔をしないためにも、ハードとソフトのベストミックスによる防災・減災のための取り組みが必要だと思っています。これに取り組むため、これからも良きパートナーとなれるよう努めていきたいと思っています。
逗子開成中学校・高等学校教諭/
クラフトリンクパートナー
村山 哲也さん
創立50周年おめでとうございます。フェアトレードタウン逗子にある学校を「フェアトレードスクールにしよう!」と、数年前から生徒有志と共に活動を進めています。男子校で売れるものを探すうちにシャプラニールと出会いました。最初は生徒が品物を選んで委託販売、今は「クラフトリンクパートナー」になり、学園祭で物品販売をしています。そして毎年、完売しています!完売の秘訣は生徒のやる気です。事前にフェアトレードや児童労働の現状などを学びます。クラフトリンクの商品にはバングラデシュ製とネパール製で色分けした手作りの値札をつけます。「途上国の女性たちの自立支援に役立ちます!」など 、生徒たちは思い思いに売り声を上 げます 。 売れるとうれしいし 、誰かの役に立てるのを体感しながら、売り切ろうと頑張ります。バッグ類は来場したお母様方が買ってくれます。手工芸品は生産者の手の温もりを感じられ、品物も気に入ってもらえます。これからもシャプラニールと一緒に歩みながら、若い世代にバトンをつないでいきたいと思っています。
自然派くらぶ生活協同組合
事業活動推進部活動企画課「虹の会」
この度は創立50周年、おめでとうございます。シャプラニールさんと自然派くらぶ生協との交流は20年程前から。組合員主体のボランティアグループ「虹の会」が、募金協力し始めたことがきっかけです。虹の会はステナイ生活や手工芸品販売等にも協力するようになり、当生協のお祭りで小松事務局長にバザーを手伝って頂いたことも。当生協には熱い心の組合員が多く、寄付や募金にとても協力的です。そうした組合員が集う虹の会は「できることから始めよう」をモットーに、コロナ禍にも負けず活動しています。 昨年からオンライン講座も企画。殊に食文化を通じて活動を紹介した料理講座『作ろう!はじめてのバングラデシュカレー』は、大好評でした。ベンガルカレースパイスセットを事前に参加者に届け、オンラインで教わりながら自宅でカレーを作る。シニア世代中心の虹の会で、この画期的な試みを大成功できたことは、大きな自信になりました。これからも組合員に海外支援の大切さを伝える学びの場を、貴団体と共に作っていければと願っています。
クシクシ倶楽部メンバー
多田 恵理子さん
私は昨春の退職以来、かねてから望んでいたボランティア活動の実践先を色々探していましたが、娘の勧めでシャプラニールを知り、お声をかけさせて頂きました。 シャプラニールに入り、参加した活動としては、まずフードパントリーがあります。食料の配布や食事の提供を手伝うほか、相談コーナーで、安く食料を買えるお店を探したり、お子さんの英語学習や海外留学希望の相談等のお手伝いをさせていただきました。 そこで は 、困っている人々の心に 寄り添い 、丁寧に対応されている皆さまの姿に感動し、自分の至らなさも感じました。 ステナイ生活のボランティアでは、寄付品の整理や寄付していただいた方々への礼状送付等の作業を通して、長年ボランティアを続けていらっしゃる方々に敬意の念を持ちました。同時に、正確かつ丁寧に対応されるシャプラニールの皆様だからこそ、全国から寄付をして下さる方々の信頼を持続してこられたのだと感じています。 これからの世界は、より「他者の心に寄り添い、行動できる」ことが地球上のすべての人に必要です。幼い頃からその心を育んでいくためにも、クシクシ倶楽部の活動の中で子ども達も関わっていけるような活動を広げていきたいと考えています。
JICA海外協力隊コミュニティ開発隊員/マンスリーサポーター/元インターン
北川 諒さん
50周年おめでとうございます。私は企業を退職後、インターンとしてクラフトリンクのフェアトレード活動を学ばせていただきました。職員やボランティアの皆さんに背中を押してもらったことはわたしの財産です。その後はマンスリーサポーターとしてシャプラニールを応援しています。 私は現在、ラオスのビエンチャン県で配属先の職員や地域の生産者と共に手漉き紙や紙布、うちわを使った生計向上に取り組んでいます。この経験で気づけたことは「つなぐ人」と「つかう人」の大切さです。日本で商品を紹介してくれたり買ってくれたりすることが、生産者たちにとってどれほど心強くうれしいことなのか。 そのためシャプラニールはこれからも、日本で暮らす方々が作り手である生産者とつながれるように、「身近な海外協力」としてバングラデシュ、ネパールのパートナー生産団体、そして日本の消費者と協働し続けて欲しいと思います。 私も日本に戻ったら「つかう人」であり「つなぐ人」として、シャプラニールのクラフトリンクに関わっていきたいです。
ボランティアグループ「シャプラニール劇団」
50周年、おめでとうございます。なかなかできることではないと思います。これからも応援させてください。
おめでとうございます!NGO50年!その叡智を還元して下さい!!!
50年間の初心を忘れない活動に敬意を!
50年の歩みを未来へつなげて下さい。
応援しています。頑張ってください!!
50年前からコツコツと積み重ねた活動がさらに継続し、子供達の未来につながりますように。
今後の活動への意欲素晴らしく応援したくいつも頭下がる思いでおります。
50周年おめでとう!活動を継続する為には、体に気を付け元気で。
ささやかですがエールの気持ちをいっぱい込めて。誰かの笑顔のために。
こういう活動は「継続」が大変だと思います。敬意を表します。
コロナに負けず公平な世界を!
バングラデシュ・ネパールと日本をつなぐ、細いけれど確かな糸。これからもしなやかに!
お働きに感謝いたしております!!お身体にお気を付けてください。
物理的にも気持ち的にもつながり合う未来を一緒にしていきたいと思っています。
みな様の笑顔を応援します!
これからも頑張ってね。50年の活動の報告をありがとう!!
50年にわたる活動に敬意を表します。
新たな目標、応援します
50年前からコツコツと積み重ねた活動がさらに継続し、子供達の未来につながりますように。
皆様の幸せを祈って。
アジアの若い方が何とか勉強できるように祈っております。
スタッフの方々、頑張ってください。ネパールもバングラも元気になる様。
50周年、おめでとうございます!!大学の卒論でお世話になりました。かれこれ30年のお付き合いです。これからも頑張ってくださいね!
50周年おめでとうございます。今後も息の長い活動が続きますように。
一人でも多くの方が笑顔になれますように!
いつも、少額ですが、少しでもお役に立てればと思いました。
50年の支援の結果が豊かに実を結び、さらに確かな働きに”ツナガル”ようお祈りします。
まだまだ出来ること、やるべきことありそうですね。
時代の移りゆく中で継続されて来たことは大きいですね。
50年の支援の結果が豊かに実を結人と人とがつながり合い、世界中の人々の笑顔がひろがることを願います。