当会の震災救援活動担当の小松が共同執筆した書籍「福島と生きる」の出版を記念したシンポジウムが開催されます。今も混迷の中にある福島の現状と課題について、支援の現場で活動する執筆者たちが語り合います。
福島と生きる 再生・復興にいま必要なこと
―『福島と生きる』出版記念企画―
3.11から一年半を経てもなお、福島の再生・復興、そして福島第一原発の
「事故収束」の展望は何も見えていません。
放射能汚染が広がる中、健康被害の実態さえ把握されていません。
福島から避難した人、福島に残る人々への生活支援や賠償も進んでいません。
解散・総選挙に向けた政局にメディアの関心が集中する中で、福島の
人々が直面するこうした問題が見過ごされ、解決が先送りにされています。
福島の再生・復興、そしてこれからの支援活動に問われていることは何か?
それぞれの団体の活動の報告と経験の交流を通じて考えます。
ぜひ、ご参加ください。
「いま福島で何が起きているか、
これからの福島支援で問われるもの」
※予約不要
【日時】10月8日(月・祝)14:30~17:00
【場所】早稲田奉仕園アバコビル6F スカイラウンジ
東京都新宿区西早稲田2-3-18/地下鉄東西線・早稲田駅 徒歩5分
http://www.hoshien.or.jp/map/map.html
【内容】
1.各団体の活動報告とディスカッション
2.参加者を交えた意見交換
【スピーカー】
谷山由子(日本国際ボランティアセンター)
「南相馬での復興FM・仮設支援活動の今後」
小松豊明(シャプラニール)
「いわき市における被災者の現状と支援活動のこれから」
渡辺瑛莉(FoE Japan )
「被災者支援の確立に向けて: 原発事故子ども・被災者支援法を中心に」
竹内俊之(国際協力NGOセンター)
「国際協力NGOネットワークとしてのJANICの福島支援: 現状と今後の課題」
【コーディネータ】中野憲志・藤岡美恵子
【主催】〈NGOと社会〉の会
【参加費】500円 ※予約不要
【お問い合わせ】
新評論 編集部・〈NGOと社会〉の会 事務局
TEL. 03-3202-7391 FAX. 03-3202-5832
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