東日本大震災発生から2年が経とうとしています。復興へ向けたさまざまな取り組みが進む一方で、今も数十万人の被災者が不自由な避難生活を続けています。被災地では今何が起きているのか、被災者の暮らしはどうなっているのか。津波や地震の被害を受けながら、原発事故による避難者を多く受け入れている福島県・いわき市を訪れ、そこに暮らす人々との対話を通して、現状を肌で感じてもらうためのツアーを実施します。犠牲者を悼み、一刻も早い復興を願うイベントに運営ボランティアとして参加し、地元の方々との交流も深めます。
【日程】
2013年3月9日(土)・10日(日)の1泊2日
【参加費】
16,000円 ※別途夕食代、2日目昼食代は必要です。
【定員】
20人 ※先着順。定員になり次第締め切ります。
【最少催行人数】
16人
【申し込み方法】
できるだけメールでお申し込みください。「みんなでいわき!参加希望」と明記の上、氏名、住所、電話番号、性別をご連絡ください。折り返し振込先等をお知らせいたします。
※参加費の振込をもって申し込み完了となります。
【申し込み・問い合わせ】
(特活)シャプラニール=市民による海外協力の会
担当:小松(こまつ)
event@shaplaneer.org TEL 03-3202-7863
【申込〆切】
2月23日(土)
【行程】
3月9日(土)
9:00 東京駅・JR高速バスのりば集合(東京駅八重洲南口)
9:30 東京駅出発(高速バス利用)
12:30 いわき駅着
<昼食>
いわき産の食材を活用した料理をいただきます。
交流スペース「ぶらっと」訪問
シャプラニールが2011年10月から運営している、被災者のための交流スペースを訪問し、原発事故による避難者や地元ボランティア、原発関連の仕事をされている方などからお話を聴きます。
夕方 ホテルへ移動(徒歩)
<夕食・交流会>交流会には地元スタッフも合流します!
宿泊:いわき市内ホテル
3月10日(日)
7:00 ホテル発 (借上げバス利用)
7:30 『なこその希望ウォーク』にボランティアとして参加
シャプラニールの現地パートナーのひとつ「なこそ復興プロジェクト」が主催するイベント。イベントの運営支援をするほか、イベント参加者とともに津波の被害に遭った沿岸部を歩いて、被災地の今を感じてください。
14:00 ツアー振り返り
16:30 いわき発(高速バス利用)
19:00 東京駅着 解散
※上記スケジュールは目安です。時間、利用交通機関など、変更の可能性がありますのでご了承ください。
シャプラニールの救援・復興支援活動
震災発生直後の2011年3月から、福島県いわき市での支援活動を継続しています。
これまでに以下の活動を行ってきました。
2011年
3月19日 救援物資搬送
3月下旬 物資の搬出入、および炊き出しのコーディネート等
(現地パートナー:NPO法人うつくしまNPOネットワーク)
4月 勿来地区災害ボランティアセンター活動開始(~5月)
(現地パートナー:NPO法人勿来まちづくりサポートセンター)
小名浜地区災害ボランティアセンター活動開始(~8月)
(現地パートナー:NPO法人ザ・ピープル)
5月 生活支援プロジェクト開始:調理器具セットの配布(~7月)
(協力:パルシステム福島)
5月 いわき市災害救援ボランティアセンターへスタッフ派遣(~8月)
(現地パートナー:いわき市社会福祉協議会)
7~8月 夏期休業期間中の市内中学校スクールバスの運行支援(豊間中、久之浜中)
10月 被災者のための交流スペース「ぶらっと」開設
情報紙「ぶらっと通信」発行開始
12月 いわきの実情を伝える「Listenいわき」開催(東京)
2012年
2月 いわき訪問ツアー「Feelいわき」実施
4月 「ぶらっと」移転:イトーヨーカドー平店2階
5月 七夕まつりプロジェクト:8月5-7日の平七夕まつりの笹飾り制作
主催:平七夕まつり実行委員会
6月 要注意世帯の戸別訪問開始
8月 いわき訪問ツアー「みんなでいわき!」実施
12月 クリスマス会実施
(3/9-10)