12歳のマムンさんの家庭では7年ほど前、度々お父さんがお母さんへ暴力を振るい、ついにお母さんは家を出てしまいました。そのわずか数日後にお父さんは再婚しましたが、義理のお母さんはマムンを学校には行かせず、炊事用の落ち葉拾いの仕事をさせました。
キチンと仕事をしないとお母さんにぶたれるため、マムンさんは家を出てダッカへ。ゴミ拾いや物ごいをして暮らしていた時にオポロジェヨのスタッフに出会いました。今は公立小学校の2年生に編入し、路上での新聞販売をしながらドロップイン・センターで暮らしています。
(Md.タリクル・アラム/ソーシャルワーカー、オポロジェヨ・バングラデシュ)