こんにちは。インターンの関根です!

このブログを読んでいるあなたは、多少なりとも国際協力活動をしている団体或いはシャプラニール自体に興味があるのではないでしょうか。もしかしたら、インターンに応募しようか迷っている方もいるかもしれません。そんな方々に少しでも参考になればと思い、今回インターン期間の終了を機に、私がシャプラニールで働く中で気づいたことや想ったことをお話ししたいと思います。

ーインターンはじめたきっかけ
私は国際協力の場で働きたいという漠然とした思いはずっと持ち続けていたものの、 特に特殊技能があるわけでもなく、何をしたら良いのかずっとわからない状態でした。昨年、勤めていた会社を辞めた後、手に職をつけようと日本語教師になるべく養成学校に通い始めましたが、国際協力に携わる仕事がしたいという思いも捨てきれませんでした。 そんな時に出会ったのが、クラフトリンクのインターン募集でした。

「国際協力活動を仕事にするか、日本語教師になるか。」 少しでも今後の生き方の参考にしたいと思い、私はシャプラニールの扉を叩きました。

ーインターンとして働く中で気付いたこと
1つめは、「国際協力との関わり方は多様でいい」ということです。シャプラニールは多くの人に門戸が開かれています。毎日多くのボランティアさんがいらっしゃいます。シャプラニールはそんなボランティアさんをはじめ、沢山の方々に支えられています。私はそんなボランティアの一員として、職員としてではなくとも、国際協力に関わっていく道もあることに気が付きました。これは職員とボランティアの距離が非常に近く、一丸となって活動するシャプラニールにいたからこそ気づけたことだと思います。

2つめは、私の国際協力に関わりたいという思いの根本には「人の役に立ちたい」という気持ちがあることに気づいたことです。これまで、「途上国の人のために働きたい」という思いが先行して、いわば強迫観念の様になっていました。けれども自分はなぜ、国際協力に携わる仕事がしたいのかを突き詰めて考えてみると、その基盤には「人の役に立ちたい」という思いがあることに気づきました。そして、それは日本語教師として、在日外国人と日本人が共生できる社会づくりをすることも人の役に立つ活動なのではないかという考えに至り、日本語教師になることに決めました。

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     グローバルフェスタJAPANでボランティアさんと一緒にクラフトリンク商品の販売をしました!

ーインターンを終えて
私は、インターンを通して国際協力NGO・NPOのスタッフとして生きるか、日本語教師として生きるか、気持ちに決着をつけられました。インターンをしなければ「途上国で誰かのために働きたい。でも実践的なスキルは無い。」今まで抱えていたそんなジレンマをこれからもずっと抱えたままだったと思います。国際協力に関心がある方がいましたら、国際協力NGO・NPOに実際に身を置くことで見えてくるものがあるはずです。シャプラニールで働いたことで、どんな形でもまずは関わってみることが大切だと実感しました。ボランティアでもインターンでも良いので、ぜひやってみることをお勧めします。

インターン 関根