ステナイ生活担当の福間です。
久しぶりですが、出張報告の続きです。
首都ダッカの北東に位置するノルシンディ県で活動しているパプリというパートナー団体の活動を見に行ったときのことです。少女グループのミーティング風景を見せていただきました。
「日本へ行きたい」という発言があり私が戸惑ったという話を以前ブログで紹介しました。
そのグループへ私たちが訪問する噂を聞きつけ、近くで活動している別の少女グループからも急きょ、私たちの活動も見にきてほしいと言われ、訪問することになりました。
そこで驚いたのは、「携帯電話の普及が進んでいる!」ということでした。
今までの訪問先の村々でも感じてはいました、携帯電話を持っている人が多いな~と。
このグループを訪問したときに、少女たちが踊りを披露してくれたんですが、そのときの音楽が携帯から流れてきたのです。携帯にダウンロードしたものを使っていたんでしょうね。
写真の中で左側に立っている少女が、音楽係(?)といして携帯電話を持っています。見えますでしょうか。探してみてください。
固定電話が普及していない国や地域では、携帯電話が普及しやすいという話は聞きます。
確かに、携帯電話を使ってビジネスをしたり、情報量が増えたりと良い面もあるのだと思います。
私たちが村々を見学している間、多くの人から携帯電話のカメラを向けられ、写真を撮られました。
私が青年海外協力隊で行っていたボリビアという国は、山ばかりの国だったので、私が住んでいる村では電波届かないため、携帯は使えませんでした。
だから、村という場所で、こんなに多くの人が携帯電話を持っている様子は新鮮でした。
人々の暮らしの中で何十年前と変わっていないもの、変わっているものがあるのでしょう。
私が10年後、20年後バングラデシュの同じ場所を訪ねた時に何が変化しているのかを見るためにもこの出張で見たもの、感じたことを書き残しておこうと思います。
国内活動グループ 福間