いよいよ2018年も終わりに近づいてきましたね。早くお餅が食べたくてしょうがない、広報グループインターンの石井です。

先日、生活協同組合パルシステム神奈川ゆめコープにて開催された「ハートカフェ2018♡冬」に出展しました。このイベントは同組合が取り組んでいる平和・国際活動において、地域の人々の活動を伝え、広める場として毎年開催されています。今年は7月に予定されていたものが台風のため中止となり、冬の寒い日の開催となりましたがたくさんの方にご来場いただきました!ありがとうございました。

ハートカフェは一日でたくさんのことを体験できるお祭りのようなイベントです。今回は、シャプラニールから事務局次長の藤崎とクラフトリンクグループの野口、そして石井が参加しました。

その様子をレポートでお伝えいたします!

▼バングラデシュカレーの調理ワークショップ

まず午前中は、カレー作りを行いました。参加者の皆さんはたくさんのスパイスを前に「難しそう・・・」という表情でしたが、グループに分かれると協力してテキパキと調理開始。スパイスの香りがキッチンに広がります。

完成品がこちら!シンプルだけど野菜の甘味があり美味しかったです。
皆さんの感想は、「いざやってみると手軽にできて楽しいですね」「また自宅でもやってみたい」という声をいただきました!グループごとに微妙に違う味を食べ比べながら賑やかな交流の場となりました。

 

▼ロヒンギャ難民緊急支援活動の報告

お腹が満たされた午後は、事務局次長の藤﨑からシャプラニールがバングラデシュのコックスバザールに逃れてきたロヒンギャ難民の方々に対して行った支援内容についてお話しました。
今回の支援活動にあたっては、パルシステム神奈川の会員の皆さまから、ご寄付566,990円もいただきました。

▼ノクシカタ刺しゅうワークショップ

ベンガル地方の伝統刺しゅう「ノクシカタ」のワークショップを、クラフトリンクグループの野口が担当しました。小学生も含め10人の方にご参加いただきました。短い時間の中でのワークショップだったこともあり、1つの小さな花を縫うことで終わってしまいましたが、受け継がれた伝統の魅力と大変さを伝えられたと思います。
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▼クラフトリンク商品の販売

石井はクラフトリンクのフェアトレード商品の販売を行いました。たくさんの方々に「これは何で作られてるの?」「模様が素敵だね!」と興味をもっていただきました。私自身もバングラデシュやネパールの方々が手作りした商品の魅力を再認識する良い機会となりました。

私自身こうしたイベントに出展者側として参加するのは初めてでしたが、市民の立場で国際協力の関わる方々の熱意と好奇心に圧倒される一日となりました。発展途上国の暗いイメージばかりが拡散されがちですが、今回のイベントのように食文化や伝統工芸品について興味を持って楽しんでくださる方が増えれば、シャプラニールのようなNGOの活動が今後も継続されると思います。

貴重な機会を用意してくださった生活協同組合パルシステム神奈川ゆめコープの皆さま、ご来場いただいた皆さま、ありがとうございました!

広報グループインターン 石井