2/9~11でThe Forum「ゼロから始める。ユースのための国際協力」が行われました。
この企画は大学生を中心としたシャプラニール・ユースチームのメンバーが
昨年10月から何度もミーティングを重ねて作り上げた2泊3日の宿泊型イベント。
今年は9名の大学生が全国各地から参加してくれました。
当日の様子を、写真とともにご紹介します。
1日目
まずは「自己紹介ゲーム」からスタート!
自分と同じシールを貼られた仲間を探す「Find Friends in Silence」、次々と違う人と話す「2人でTALK!」の2つのゲームを通して、参加者とボランティアが打ち解け合いました。
「シャプラニール紹介」
私、新井が失敗したら「真冬の外で土下座!」というプレッシャーのかかる中、無事終えることができました(笑)
「トライアングルゲーム」
ある貧しい国の小学校を支援するためには何が必要か。
『文房具』、『栄養』、『インフラ整備』などの6つの項目を、自分が大事だと思う順番に三角形の形に並び替え、みんなで議論。
どのような支援をしたら子どもたちが幸せになれるのかを考えました。
2日目
「復興について考える」
東日本大震災の復興活動について考えるワークショップ。
大学の授業に組み込む、地元米の販売するなどユニークな意見がたくさん出ました。
「すごろくゲーム」+「貧困構造について考える」
貧困層の人がいかに現状から抜け出すのか厳しいのかをすごろくで体験した後、ロールプレイングを通じて、支援のあり方を学びました。
「子ども兵士」
中高生フォーラムからパワーアップしたこのワークショップでは、子ども兵士の問題を知るだけでなく、どんな原因があるのか、どうしたら子ども兵士を減らせるのかをみんなで考えました。
「衣から考える国際協力」
私たちがお店で当たり前のように見かけるFur(毛皮)を通じて、私たちが普段買っている商品にはどんな背景があるのだろうと考えさせられました。
「交流会プログラム」
代々木オリンピックセンターの近くにある「ヒマラヤカレー@参宮橋」に参加者、ボランティアのみんなで行きました。カレーを手で食べることに挑戦し、ネパール人にもたくさん質問をすることで、ネパールの雰囲気を味わうことができました。
3日目
「会社をつくろう」
話題のソーシャルビジネスを自分たちで考えてみました。
「フェアトレード+ガールズバー」など斬新で、今すぐにでも起業したい!と思えるようなアイデアが次々と出ました。
「まとめ企画」
3日間を振り返って、「0」から変わったこと、これから変わろうと思ったことを1人ずつ発表
しました。
これからもっと積極的に活動したいというような前向きな発言がたくさんありました。
閉会式後も別れを惜しむ参加者とボランティア達。
その様子から、この3日間がいかにみんなにとって充実したものだったか伝わってきました。
参加者から、「ボランティアとして参加したい!」という声も上がり、個人としてもユースチームとしても、改めてザフォーラムを開催してよかったと思えました。
今回のフォーラムがみんなのこれからにどのようにつながっていくのか楽しみです。