4月28日(土)から30日(日)の3日間、シャプラニールの会員さんが関わる「第三回南信州フォーラム」に参加をしてきました。自然エネルギー事業をとおして温暖化防止と地産地消の循環型の地域づくりを目指している長野県飯田市を訪ねる旅です。
宿泊先は「いいだ自然エネルギーネットワーク山法師」さんが運営をする化石燃料ゼロハウス「風の学舎」。天竜川と飯田市街を一望することができ、北には中央アルプスの山々を望める丘に建っています。
敷地の中に風車、屋根には太陽光パネルが設置されています。
料理は木質バイオマス(薪)を使って行います。
料理は木質バイオマス(薪)を使って行います。
テラスからは天竜川が見渡せます。
お昼は地元の農村寄宿舎「千代ごんべえ邑」で地場物の食材だけでつくった料理をいただきました。また、ここは「どぶろく特区」でもあるそうです。地元のおかあさんたちが心をこめてつくったどぶろくは濃厚で奥の深い味わいでした。
この日は、飯田市の中でも先進的な取り組みを行っている2団体を視察しました。新しい土地利用型農業経営に取り組んでいる農業法人「今田平」さんでは、いちご狩り、ぶどう狩りなどの観光農園経営や、修学旅行生の農業作業体験事業をとおして地域の活性化に貢献しているというお話を伺いました。
また、地元の森林組合と木材組合が運営をする製材施設を見学しました。地産地消の木材利用により森林の機能を高め、林業の再生を目指す取り組みを行っています。
一日は見学であっと言う間に過ぎてしまいました。
(国内活動グループ 平澤)