今年も無事、ぶらっとクリスマス会を開催することができました!
ご来場いただいた皆さま、各方面でご協力頂いた皆様、本当にありがとうございました。
今回は4月にぶらっとが移転し、規模を縮小してから初めてのクリスマス会でしたが、参加人数は過去最高の120名という規模となりました。
いつもぶらっとに来ている方、最近あまり来られなくなってしまったのでクリスマス会で久々に来てみたという方、そして初めていらした方、いろいろな方にお越しいただきました。
また、いわき事務所スタッフの猪瀬&中村も、クリスマス会は初参加でした。そんな新米2人で、東京の先輩・緑さんのサポートを受けつつ手さぐりで準備をすすめてきました。準備の中で何より嬉しかったのは、ぶらっとにいらっしゃるみなさんがいろいろと準備を手伝だって下さったことです。手芸サークルのみなさんお手製のクリスマスツリーや、折り紙で作ったリース、輪っか飾り、画用紙を切り取って作ったステッキや長ぐつの飾り等々。「自分で作った飾りがあるとなんだか嬉しいねぇ。」なんていう当日の一言も。心のこもった飾りが会場を一段と華やかにしてくれました。
当初はどのくらい人数が集まるか不安ではありましたが、申込開始からあれよあれよと言う間に想定した定員を遥かに超え、当日はものすごい熱気とパワーに包まれた会となりました。
“百笑溢喜(ひゃくしょういっき)“さんの漫談では、普段控えめなおじいちゃんがこの日ばかりは大きな口を開けて大笑いしたり、長野から駆けつけて下さった”音だまくらぶ”さんの生演奏をバックにみんなで『ふるさと』を合唱したり、東洋大学の学生さんによる伝言ゲームでは、文章の長さが半分以下になってるチームがあったり(笑)、ビンゴ大会では、クリスマス会出席3回目で初めてビンゴになった!と大喜びしている女性がいたり。ぶらっとで出会った男性お二人がそれぞれ作詞・作曲を手掛けた曲『あれは故郷の』というオリジナルソングの披露もありました。
そして何より、一人暮らしの方が多いぶらっとのみなさんは、”大勢でテーブルを囲んでおしゃべりしながらケーキを食べる”ということが一番良かったことではないかな、と思います。
東京からボランティアで来てくださった学生さんが言っていたのですが、「みなさんすごく元気で、たくましくて、逆に元気をもらっちゃいました。」と。もちろん、クリスマス会では本当にみなさんノリノリでした。ですが、胸の内にはそれぞれのご苦労を抱えていらっしゃるのも事実です。今回は、本来持っているみなさんのパワーが垣間見えたのではないでしょうか。
今年は、地震被災、津波被災、原発避難、それぞれの方が想像を超える困難を乗り越えての震災から4年目の冬です。”辛い事を乗り越える”なんて言葉にすると簡単ですが、本当にすごいことだと思います。一人では乗り越えられなかったかもしれないことが、みんなでなら歩んで行ける、そんな思いが伝わってきたようでした。個人で差はありますが、少しずつ前進しようとされています。
まだまだ多くの問題を抱えた複雑な状況のいわきではありますが、そんなことをひと時忘れてみなさんに楽しんで頂けたのではないかな、と思いました。
最後になりますが、今回は本当に多くの方からご支援・ご協力を頂いてのクリスマス会となりました。ケーキやお菓子、ドリンク、お花、ご寄付、事前・当日のお手伝い、県内外から駆けつけての余興の数々、どれが欠けてもこの「ぶらっとクリスマス会」は成り立ちませんでした。この場を借りて再度御礼申し上げます。ありがとうございました。
<<クリスマス会の様子↓↓>>
【ぶらっとのみなさんや学生さんと事前準備中☆】
【サンタさんも登場!テーブル毎に和気あいあい】
それでは少し早いですが、、、今年も大変お世話になりました。
来年も皆さまにとって良い一年となりますように。
今年同様、来年もどうぞ宜しくお願いします!
いわき事務所 スタッフ猪瀬