昨日、前夜から降り続いていた雨が午後からみぞれまじりの雪に変わった。カトマンズ盆地で降雪が確認されたのは実に63年ぶりとのこと、近くの学校の子どもたちだけでなく、うちの事務所のスタッフまで大騒ぎ。知り合いに電話をしたり、外を眺めては「積もるかな?」と聞いてきたり。雪を頂いた山々を遠くに見ていても、実際に雪が降るというのは別の嬉しさがあるらしい。
今日は先住民族系のグループがカトマンズ盆地内のストライキを呼びかけて、車の往来は殆どない状態だし、今日から一日6時間の停電が始まる。1月から続いた平野部のストライキのおかげで、調理用プロパンガスもガソリンも灯油も手に入れるのが困難な状況が続いている。暗くて寒いのは変わりないけれど、昨日の雪は沈みがちな気持ちを少し明るくしてくれた。