先日のゲリラ的値上げに引き続き、1月21日月曜の夜ディーゼル、灯油、調理用ガスの値上げが発表された。それに抗議する学生などによって昨日火曜日はカトマンズのあちこちで道路が封鎖されていた。
写真は昨日の朝撮ったもの。1時間後に外出先から戻ったときには終わっていたが、午後になってカトマンズ中心地でかなり大きな集まりになり、警官隊との衝突もあったという話しだ。今日は引き続いてバンダ(学校や商店、交通などを止めてしまうこと)になってしまった。バスやマイクロなどは全く走っておらず、わずかにタクシー、そしてバイクが見られるだけ。
そして昨夜、交通機関が一律25%の値上げを決めた。食糧などの値上がりで既に打撃をうけている庶民の生活はこれからどうなるのだろう。
平野部(タライ)では政府役人などが殺される事件が続い起きている。これまでもタライ、特に東部では治安の悪い状況が続いていたが、西部でも事件がおきたりしていてこれまでとは「違う」事件という印象を受けるのは私だけではないだろう。ネパール全体にイヤ~な感じが広がってきているのは確かだ。