午後3時過ぎ、首相指示で石油製品の値上げが撤回された。それによってバンダも終了。(スタッフからの連絡ではカトマンズ北部では5時過ぎまで騒ぎが続いていたようだが)

首相指示の前に閣僚が集まって会議をし、その場で財務大臣は値上げ撤回に反対したものの、それ以外の閣僚が「このままでは選挙ができなくなる」と今回の結論に至ったということだ。選挙が終わったら値上げするってことなのだろうか?いずれにしても問題解決は先送り。どうすんだ?ネパール。

値上げもそれを撤回したプロセスも、どちらも全く思慮のない行為なのに、当然のようにまかり通るのが不思議だ。

自転車で裏道を帰宅途中、やけに目についたのが国連の車両。白くて大きな車体は、ネパールの狭い道では窮屈そう。歩くしかない庶民と、立派なその様子が皮肉なほど対照的な一日でありました。