今日は、日本から来た大学生の真理(しんり)君と、オポロジェヨ・バングラデシュのストリートチルドレン支援センターを訪問した。
真理君は12年前、シャプラニールが30周年記念事業として企画した小学生向けツアーの参加者で、初めての海外旅行がバングラデシュだった。
今回は、数日前にコルカタからダッカに到着、あいにくのホルタルの合間を縫って、念願だったオポロジェヨ・バングラデシュのセンターを訪れたのである。
<真理君(左)とセンターマネージャーのシャー・アラムさん(右)>
12年前にこの場所を訪問したこと、今は大学のマンガ学部マンガプロデュースを学んでいると自己紹介をした。途端にあちこちから質問の手が挙がった。
「アニメはどうして動くの?」
「人が入って動かしているの?」
「トムとジェリーのトムは殴られたり火をつけられたりするのに死なないのはなぜ?」
マンガはあまり馴染みがないので、アニメに置き換えて説明したせいもあるのだろうが、普通の自己紹介ではさほど興味をそそられない子どもの目の輝きが今日はまったく違う。
一通り質問がつきたら、子どもたちは自由時間。テレビを見たり、ゲームをしたり。「マンガを描くのではなく、製作のほうなんだけど・・・」といいながら、子どもたちのリクエストに応えて似顔絵を描き続ける羽目になったけれども真理君も楽しそうに過ごしていた。
しばらく子どもと遊んだあと、遅めの昼食をセンターでいただいてセンターを後にした。
<上:みんな一列にならんで食事 下:今日はヤギ肉のカレー>
たくさんの子どもたちと一緒にいると、それだけでエネルギーを使うようで、帰りのCNGでは二人ともうつらうつらしてしまった。 「楽しかったです」そう言ってCNGを降りた真理君、ありがとう。私もお陰で同窓会気分を味あわせてもらったよ。
<12年ぶりに再会したハシナと真理 メアドの交換中>
<12年前の小学生ツアーの様子 真理君は後ろ左(顔が隠れてるっ!)>