先日、ベンガル語の研究機関であるバングラ・アカデミーで
開催されているボイメラに行ってきました。
ボイは「本」、メラは「祭り」という意味。
ボイメラという祭りは、私が使っているベンガル語のテキストにも
出てきていて、どんな祭りなのかとても興味を持っていました。
まさにブックフェア。出版社のブースが所狭しと並んでいました。
ダッカ事務所の職員の親戚がお店を出していたり、
シャプラニールの会員さんの本が販売されていたりと、
意外と身近なイベントだということが分かりました。
日本ではあまり知られてない記念日ですが、
毎年2月21日は、ユネスコが制定した「国際母語デー」。
バングラデシュ(当時の東パキスタン)には、
パキスタン(当時の西パキスタン)のウルドゥー語を国語にするという政策
から、ベンガル語を守るために戦い、学生が犠牲になったという歴史が
あります。それが1952年2月21日です。
このボイメラは、国際母語デーがある2月いっぱい開催されています。
ちなみに私の唯一と言える趣味が、読書。
バングラデシュにいても電子書籍で日本語の新刊書が読めます。
やっぱり母語で読む本が落ち着きます。
ダッカ駐在員
石井大輔
2014/2/21