ラジシャヒの旅行では、遺跡めぐりもしてきました。
まずは、パハルプール。
ラジシャヒの街から車で北に3時間。バングラデシュに3つある世界遺産の
ひとつです。
バングラデシュの人は「とっても古い大学」という言い方をしていましたが、
仏教寺院の遺跡群です。8世紀半ばから9世紀にかけて作られたもので、
一番多い時で1000人もの僧がここで修行していたそうです。
この建築はアンコール(カンボジア)などにも影響を与えています。
もうひとつは、プティヤ。
こちらは19世紀に作られたヒンドゥー寺院群です。
池に囲まれた小さな村で、大小10程度のヒンドゥー寺院が点在しています。
バングラデシュはいまはイスラム教徒が多い国ですが、
遺跡から歴史をさかのぼると多様な面が見えてきますね。
こちらは遺跡ではありませんが・・・
モスジットで村人たちと一緒にイフタール(日没後、断食を解く食事)
をとって、イスラム教の文化も体験してきました。
石井大輔
ダッカ駐在員