先週いっぱい、バングラデシュ事務所で活動の進捗状況や今後の方針を確認するための
会議を行いました。写真はプロジェクトの担当スタッフからの報告を聴いているところ。
児童教育プロジェクトでは、活動対象地域の就学率がほぼ100%となり、途中退学も
ほとんど見られなくなったといった報告があり、活動の成果を確認することができました。
ただし、就学した子どもたちが今後も学習を継続できるよう、教育の質の向上や
フォローアップの必要性等について議論してきました。
最終日、今後の方向性についての議論をしている最中に、「明日からホルタル(ゼネスト)」
というニュースが入りました。独立戦争時の戦犯裁判で、ジャマティ・イスラミ党の副党首に
無期懲役が言い渡されたとのことで、それに対し同党がゼネストを呼びかけたのです。
ホルタルが実施されれば車両での通行が難しくなりますが、翌日のフライトで日本に帰る予定の
ため、急きょ会議を早めに切り上げ、空港近くのホテルへ移動することに。
そんなことで最後はバタバタしてしまいましたが、何とか最低限審議すべきことは終え、
無事帰国の途に就きました。
↑ ホルタルの朝。通常は車がいっぱいの道路も、リキシャくらいしか走っていません。