こんにちは!国内活動グループインターンの浅野です!
様々な国際協力の形を知ってもらいたいという気持ちで始まった元インターン生へのインタビュー企画。今回はシャプラニールでのインターンを通して、国際協力へのさまざまな関わり方や活動を支える人のつながりを知ったという、佐久間さんにインタビューしました!
元国内活動グループ・インターン 佐久間 陽菜さん
インタービュー/文:国内活動グループインターン 浅野 遥花
シャプラで学んだ国際協力との関わり方
浅野:初めまして!国内活動インターンの浅野です。本日はよろしくお願いします。
早速ですが、シャプラニールでインターンをしようと思った理由やきっかけを教えてください。
佐久間:大学では国際関係学部に所属しており、4年時に国際問題を解決するために国際協力に携わりたいと思っていました。国際協力分野の中で、NGOやNPOに入るためには社会経験が必要だったため、違う関わり方を考えていました。就職活動と卒業論文制作を行いながら、シャプラニールのインターンについて大学の先生に教えていただいたのがきっかけで、今だからこそできることだと思い挑戦しました。
浅野:なるほど。NPOやNGOで働くためには、社会人としての経験やスキルが必要とされるというのは聞いたことがあります。その点、シャプラニールのインターンは経験やスキルがなくても、半年間の中で実際の活動のコアな部分までたくさん知れて、国際協力に興味があるという人にとっては、すごく貴重な機会ですよね。
インターンを通して感じた、シャプラニールの魅力はなんですか?
佐久間:シャプラニールの魅力は、市民の立場で現地のパートナーと共に問題解決に努める姿勢だと思います。インターン時には、シャプラニールに集まる支援の輪や、ボランティアさんなど色んな人が色んな方法で繋がり、活動を支えていることを身近に体験しました。私は様々な国際的な問題から身近な問題まで、知ること、向き合うこと、それぞれが色んな関わり方で行動することが大切なのではないかと感じています。
浅野:本当にその通りだと思います。たくさんの人の支えがあって、はじめて成り立つものだなと思います。人それぞれの関わり方があって、そのどれもが何かしらのかたちで活動を支えていると私も感じます。
活動していく中で、国際協力は身近にあると感じたエピソードなどはありますか?
佐久間:例えば、私はかわいい小物など集めることが趣味なのですが、シャプラニールのクラフトリンクで好きなものを買って使うこと自体が国際協力に繋がると思うので、生活の一部としてとても身近に感じています。
浅野:私もクラフトリンクでいくつか買いました!すごく気軽にできる国際協力かつ、自分が好きなものを買うことで、誰かのためになるってとても素敵ですよね。これはどこで誰が作っているんだろう、と現地のことを考えたりするきっかけにもなり、遠い国のことが少し身近に感じました。
国際協力はやりたいことの手段
浅野:佐久間さんは現在、どのようなお仕事をされているのでしょうか。
佐久間:貿易会社に勤めていますが、世界や国内で受け継がれてきた文化を大切にし、価値あるものを価値あるものとして日本へ運び、人と人を繋げる仕事をしています。仕事を通して国際問題や社会課題を解決することに携わりたいと思ったため、この仕事を選びました。
浅野:素敵ですね。私は今ちょうど就職活動をしているところですが、職種にこだわらず、佐久間さんのような軸をしっかりと持って就職先を選びたいと思いました。
国際問題等に仕事を通じて携わる分野に進むために、何かしておくべきことはありますか?
佐久間:私はまだ社会人二年目で経験が浅いのですが…色んな分野や関わり方があると思いますので、情報収集をして、自分がどのような形で関わりたいか、自分と向き合って考えること…ですかね。私はまだ未熟なので私も教わりたいです…!すみません(笑)
浅野:いえいえ!大事なのは自分が何をしたいかをまず考えることですね。そのためにも情報収集しながら、たくさん経験を積んで、焦らず自分に問いかけていこうと思います。
置かれた環境でベストを尽くす
浅野:最後に、今後どのように国際協力と関わっていきたいかや、目指していることなどがあったら教えてください!
佐久間:仕事を通しては、やはり様々な国際問題の解決に少しでも力を添えられるよう、目の前のことを全力で取り組みたいです。さらに、ボランティアやイベントなどに参加し、自分ができることを全うしたいと思います。
浅野:今の自分にできることを全力でやることって大事ですね!結局はそれに尽きると思います。本日は貴重なお話をどうもありがとうございました!
【プロフィール】
佐久間 陽菜(さくま はるな)
2018年4月~国内グループのインターンとして活動。2019年3月大学卒業。2019年4月貿易会社入社。
シャプラニールでは、寄付や会費などの伝票の整理、会員の皆様に向けた記念品の送付、イベントの手伝いなどをさせていただきました。当時のインターン全員でイベントの企画・運営などもさせていただいたのこともあり、とても良い経験になりました。
この情報は2020年4月時点です。
佐久間さんのお話を聞いて、社会課題や国際問題を解決したいという大きな目標にも、さまざまなアプローチの仕方を気づかせてくれるのが国際協力だなと感じました。できないことを並べるよりも、自分にできることは何か、を考えていきたいです。
まだまだ元インターン生へのインタビューをお届けする予定なので、ぜひご覧ください!
(第一弾、第2弾はこちらから!)