1泊2日でパートナー団体COLIを訪問してきました。
COLIの事務所があるのは、首都ダッカから北に車で4時間半、マイメンシン県イショルゴンジ郡という地域。
今、日本はコートが手放せない寒さだと思いますが、バングラデシュも結構寒い。首都ダッカでも朝晩はカーディガンなしでは寒い。
「村はもっと寒いよ」と聞いていたので、寒さが苦手な私は大げさ?と思いつつも、ショール、フリース、そして薄いダウンジャケットを持っていきました。
夜になるとやはりかなり冷え込んできて、濃い霧も立ち込めてきました。
部屋に戻って、寒いから早めにベッドに入るのですが、コンクリートの床から冷えが伝わってきます。シーツが冷たいのでショールを下にひき、フリースを足元に、そして、ダウンを着る、という完全防備で寝ました。
大げさなくらい持って来て良かった、おかげでぐっすり眠ることができました。
翌朝、1時間ほど時間があったので、事務所の門をでて、少し歩いてみました。通りは霧で真っ白。
この霧の中、9時になるとスタッフは各フィールドにバイクや自転車に乗って出かけていきます。
この写真は、途中で出会った子どもたち。
この子たちにカタコトで話しかけると、こんどはいろいろ質問をしてくる。
「もう一回言って」というと、あきらめずに何度も質問を言い直してくれる。
コトバができたらもっと楽しいのに。私にとって子どもたちは語学の先生です。
家に帰って勉強します。。。。。
ダッカに戻り、家に帰ると寝るときはうすい毛布だけで十分。
家の密閉性というもの大きいけれど、「都市熱」ですよねぇ、これって。
ダッカと村でこんなに気温が違う。車は一日中行き交っているし、
24時間あらゆるところで電気がついている(ほぼ毎日停電するけど1時間程度)。
最近、温暖化現象のひとつとして、バングラデシュの事例が取り上げられることが多いようですが、
ダッカの電気だけでこれだけの熱を発して気温が上がっている。
世界中でどれだけ多くの熱を出して地球を暖めてしまっているのか、と考えると。。。うーん。