サイクロン「シドル」に被災した方々から、日本の被災者の方々へのメッセージを頂きました。以下のURLにて動画をご覧頂くことができます。同行した日本人2名で日本語への吹き替えを行っています。2名とも素人なため聞きづらいですがご容赦下さい。
「Humanitarian Support for the Tsunami Victims in Japan」
http://www.youtube.com/watch?v=ARxE_9_vczs
いずれも2007年11月15日の直撃で家や家財、家族すらも流され、大きな悲しみの中にあった方たちです。3年4ヶ月経った現在も復興の道すがらにあります。以下、メッセージをくれた方の一部を写真でご紹介します。
両親を含む家族8人を亡くしたムスタファ・モッラさん。2年前に結婚して、今は1人の子どものお父さんです。18才。漁師。
シドル直撃の翌朝、遺体の母親を見つけたというセリム・ハウラダールさん。被災後2年間頑張ってお店を持てるようになりました。35才。小売店主。
シドル襲来の時、ブイがあったお陰で生命が救われたモハマド・アブドゥル・カラムさん。今はもう一度漁に出るために、船を作っています。40才。漁師。
夫婦2人で助け合って働き、もう一度家を建てたミナラさん。今お子さんは元気に学校へ通っています。35才。NGO勤務(助産婦)。
シドルに被災後は生活のために働きに出たというトホミナ・ベグムさん。「夫婦仲良く頑張れば、どんな問題も乗り越えられます」と語ってくれました。42才。主婦。
どうか一日も早く元気を取り戻され、復興へと歩みを進められることを祈ります。