ネパールの首都カトマンズの標高はおよそ1,300メートル。日本でいうと、飛騨高山として知られる岐阜県の高山市あたりとちょうど同じくらいになるでしょうか。
カトマンズ盆地の外から市内に向け、標高の低い南側から入ろうとすると、最後のあたりで山肌をぬうように敷かれている道をいっきに駆け上る感じになります。日光の「いろは坂」のようなイメージです。でも、ここはネパール。そんなに簡単に峠を越えられるはずがありません(笑)。細い道のため、車どおしがすれ違うのに必ずトラブルが起きます。故障であったり、道路工事であればまだいいのですが、単なるケンカが理由になることも多く、そのたびに大渋滞となります。
ピタッと車の流れがとまってしまうと、あとはひたすら待つしかありません。そんな時、めざとく商機を狙って水やお菓子を売りに来る人、多数。もしかして、商売のために誰かと共謀して渋滞を起こしているのかも、などと勘ぐりたくなることも…。まぁ、そこまでされちゃあ、怒る気もしませんが。