写真に写っているのは、ネパールの家庭でよく作られている「ロクシー」という焼酎を蒸留している様子です。前方においてある各容器には、原酒(ヒエや米などを発酵させて作ります)が入っていて、それを右奥のかめで蒸留するわけです。
ネパールに来て、バングラデシュとの違いを一番実感するのが、このお酒の存在。本当に飲む機会が多いですね。家庭のお呼ばれでも、ちょっとしたピクニックにも、あたり前のように出てきます。ネパール製のビールやワインもあり、どれもおいしいのですが、私は残念ながらあまりお酒に強くありません。村人に勧められても、残してしまうことがしばしば。バングラデシュではまったく必要がなかった「お酒にとことんつきあえる強さ」が、この国で駐在するにはプラスに働くことがあるのかもしれません。食事ならつきあえるんだけどなぁ。