ネパールの建築現場では、足場を組むのに竹があたりまえのように使われています。
竹の足場といえば、有名なのはやっぱり香港ですよね。どんなに高い超高層ビルでも、ひたすら竹で足場が組まれている様子は圧巻です。私も20年前、学生の時に香港で実物を見て驚いたことがありますが、今でも使われているそうですね。材料が軽くて安く、「しなり」があることで倒壊の危険性が低いこと、また高い湿度の中でも鋼材のようにさびないどころか、湿気によってさらに丈夫にもなるとか。
この竹の足場、中国から東南アジア、南アジアまで広く使われていることは分かるのですが、他の地域ではどうなんでしょうね? もしかして、竹の分布と重なっていたりして。調べてみたいところですが、「そんなことしてるヒマがあったら仕事しろ!」という声が東京から聞こえてきそうなので、やめときます…。