よく勘違いされているのですが、豚肉を食べてはいけないとされているのはイスラム教であって、ヒンドゥー教ではありません。ですからバングラデシュのようにイスラム教を国教としている国では豚肉を入手するのにちょっと苦労したりしますが、ネパールではそれなりに手に入ります。
カトマンズの先住民であるネワール族は豚肉を使った料理の種類も豊富にあるようで、「肺」を油であげたものまであります。肝心の肉はちょっと固めのものが普通ですが、肺はイメージどおりのやわらかさでグーです(表現が古い?)。
バングラデシュで看板のない、豚肉を扱う店に入る時、なんとなく感じていたうしろめたい感覚が、むしろ懐かしいかも…。