クラフトリンクのネパールでのパートナー団体は6つあります。その中で、「ダッカ織り」という伝統的な織りを専門にしているのがダッカ・ウィーブスという生産団体です。支援者からの寄付でカトマンズ近郊にたてた工房を拠点に、35人の生産者が毎日働いています。
バングラデシュでも機織りの様子は何度も見てきましたが、小気味よいリズムで織物がつくられていく様子は、いつ見ても飽きないものです。そういえば、横糸を通すための「杼(ひ)」という道具がありますが、これが英語のShuttle(シャトル)にあたり、行ったり来たりするという意味からスペース・シャトルという名前がつけられた、という話を昔聞いた時には、ちょっと物知りになった気分を味わったなぁ。