ずいぶんと前回のブログから時間が空いてしまいました。何卒ご容赦を。
さて、ジュムラ話の続きです。
空港到着後20分ほど歩いてゲストハウスに到着。腹ごしらえをしてから、ジュムラ出身の青年が始めたNGOが行ってきた若者向けの職業訓練などを受けた青年に話を聞きました。「学校は行っても先生はいなかったり怒られてばかりで嫌だったので行かなかった。前は家の牛の世話をしていて時間があればキャノンボールをしたりしてふらふらしていた」などと職業訓練を受ける前までの自由な生活をざっくばらんに話をしてくれました。今は結婚して家族を養うという責任感とともに職業訓練で学んだ家具作りの仕事を楽しみながらやっているようでした。
次の日はジュムラの中心地から車で1時間程の村へ行って、子どもクラブ、青年クラブのメンバーと話をしました。このブログのタイトルとおり、リンゴが有名なジュムラ。村の至る所にリンゴの木が植わっている。なんと、政府から各家庭でもリンゴの木を植えることが義務付けられているらしい。
ちなみに、カトマンズで手に入るリンゴは正直、味がスカスカしていて私は好きになれないのですが、こちらのは甘味酸味がたっぷりでたいへん美味しかったです。
ということで、帰りの飛行機の荷物は誰もかれも「リンゴ、リンゴ」。かく言うう私も段ボール一杯のリンゴを家でぐつぐつ煮てしばらくコンポートを毎日のようにいただきました。
そして、唐突ですが?!、つい先ほどカトマンズ事務所長の交代、引継ぎが終わりました(厳密には来週月曜から新事務所長始動です)。おそらく、カトマンズ事務所長としてブログを書くのはこれで最後になると思います。相当の不定期にもかかわらず目を通していただいていた方がいたなら、心からありがとうございます。
12月半ばからは東京事務所勤務となります。直接、支援者の皆様、ボランティアの方々に会えるのを楽しみにしています。今後ともよろしくお願いいたします!