今度の日曜日から国中のショッピング・モールは夜7時までで閉まることになります。これは昨年にも増して深刻になりそうな今年の電気不足への対応として、選挙管理内閣が決めたこと。意外に思われるかもしれませんが、バングラデシュ、とくにダッカなどの都市部のお店はどこもずいぶん夜遅くまで開いているのが普通です。夜9時は当たり前、10時、11時まで開いている店も少なくありません。

でもこの深刻な電気不足には如何ともし難く、商売熱心なお店も早々に店じまいしなければならなくなります。なにしろ、夏のピーク時には、既存の発電所がフル稼働しても需要の3分の2を賄うのがやっと、という話。(その需要、というのもどうやって計算しているのか…)

わが事務所には発電機はないので、IPSという大型バッテリー装置が頼り。停電時はいくつかの蛍光灯とコンピューター数台を動かすのが精一杯。自宅のフラットには発電機がありますが、停電すればエアコンや湯沸かし器などは使えません。

あと1ヶ月月半もすればまた、毎日数時間の停電でエアコンも使えず、日々忍耐の暑い夏がやって来ます。