ダッカ事務所では毎朝9時から朝のミーティングを行い、その日の予定や仕事の進捗状況などをシェアします。昨日の朝、いつものように2階の会議室に上がっていったら、いつも私が座る席の前のテーブルの上に、赤い薔薇や色とりどりのグラジオラスが入った大きな花束が置いてありました。
おおっ!と驚いていたら、後ろから上がってきたスタッフたちがみんなで、「アパ、お誕生日おめでとう!」
私の誕生日、覚えていてくれたんだね。
こういうところ、ダッカ事務所のスタッフたちは本当に心優しい。誰かが事務所を去るとき、新しい人が入ったときの歓送・歓迎会に何をしようか?何をあげようか?といったことも、みんなかなり気合を入れて考えます。本人に気づかれないようにこそこそとお金を集めて。小嶋駐在員が帰国するときのお別れ会も、イショルゴンジで買って連れて帰ってきた山羊を事務所の庭でさばき、事務所の料理スタッフに山羊カレーをつくってもらってみんなで食べる、というすごいものでした。(日本じゃちょっと考えられませんね)
私の誕生日のサプライズ花束のことも、前日からみんな相談していたそうだけど、まったく気づかなかった。みんなどうもありがとう。スタッフ全員の署名入りのカードもうれしかったです。
私も皆の気持ちに応えるべく、会議のため来ていたPAPRIのスタッフ5人を含め、全員にミシュティ(ベンガルのお菓子)とシンガラ(つぶしたジャガイモを小麦粉の皮で包んで揚げたスナック)を振舞いました。
残りあと何ヶ月ぐらいみんなのボスでいられるのかわからないけど、帰国のその日までがんばって一緒にいい仕事したいと思います。