バングラデシュのチッタゴンにおける船舶解体現場での児童労働の様子を明らかにした報告書「Childbreaking Yards – Child Labour in the Ship Recycling Indstry in Bangladesh」(FIDH、YPSA 2008※)の日本語版『船舶解体現場の児童労働-バングラデシュのシップリサイクル産業』が、シャプラニールの山口いきいき連絡会でもある「人間いきいき研究会」によって出版されました。
同報告書は、船舶解体現場における労働状況が極めて危険で、その労働がかなりの体力を要するにもかかわらず、劣悪な労働現場で労働者として働くに至った子どもたちの、現状調査や背景を聞きとったものです。
日本語版の出版には高校生や大学生の翻訳ボランティアを含む、総勢約150名の方が関わっています!
協力金2,000円で購入もできますので是非ともご覧ください。
【問い合わせ・購入】
人間いきいき研究会
〒759-0131 山口県宇部市二俣瀬区荒瀬
電話番号:0836-62-0379
- FIDH(International Federation for human Rights)
FIDHは人権侵害にあった犠牲者の保護や人権侵害の防止などに取り組む5大陸115の人権団体の国際的なネットワーク組織 - YPSA(Young Power in Social Action)
1985年にバングラデシュで設立された団体で、チッタゴンの船舶解体現場における労働条件の向上や作業中に負傷・死亡した遺族の支援活動などに取り組んでいる。