1984年から毎年行っている全国キャラバン。今年は、バングラデシュの家事使用人として働く少女への支援活動をテーマに、前ダッカ事務所長(2009年9月帰任)の藤岡恵美子が全国各地を訪れ講演をいたします。お近くで開催される際は、ぜひお越しください。(▼2009年度全国キャラバンの特設ページはこちら)
隠れた児童労働
バングラデシュに約30万人いるといわれている家事使用人として働く少女は、雇い主の管理下で一日中、低賃金で長時間労働を強いられ虐待されるケースも多くあります。
そのため、当会とパートナーNGOフルキのスタッフは粘り強く雇用主を説得することから始め、支援センターで少女たちに勉強や遊ぶ時間を提供しています。
また、雇用主や地域の人々の意識を変えるための取り組み、メディアへのアピールにも力を入れています。
講演内容
講演では、働く少女の現状と社会的背景、実際の支援活動、活動の中で見出した重要となる考え方、アクションについてお話します。
社会的課題に対して、NGOは、また地域社会、市民社会はどのように対応していくべきなのかという、現在の日本社会にも通じる考え方をお伝えしたいと考えています。
※会場によって内容が異なる場合があります。ご了承ください。
講演者 藤岡恵美子
1988年、国際基督教大学卒業。
1998-2001年インド在住。
2001-2002年(特活)国際子ども権利センター職員。
2002-2005年(特活)国際協力NGOセンター(JANIC)職員。
2005年5月にシャプラニールへ入職し、同月よりダッカ事務所長。
バングラデシュの活動全般の統括をするとともに、首都ダッカで家事使用人として働く少女への支援活動に当初より関わり、活動を進めてきた。
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10/18-11/28