6月15日にダッカに到着し、2度目の駐在員生活が始まりました。やっぱりこちらは暑いですね。そしてまとわりつくような空気。。身体が慣れるにはもうちょっと時間がかかりそうです。
初めての駐在の時と大きく変わったのは、経済状況と治安状況。縫製産業を始めとした軽工業が大きく成長し、以前は手に入りにくかった財やサービスが手に入るようになってきています。しかし一方で、格差が広がっているという皮膚感覚をローカルスタッフは抱いています。
治安については、昨年秋に発生した邦人を含む外国人殺害事件を皮切りに、一気に状況が変わった印象です。日中でも移動が大きく制限する国際機関やNGOがほとんどで、ふらっとリキシャで買い物に、といった暢気さを持てなくなってしまったのは残念です。
なかなか複雑な状況ですが、前任の藤﨑所長から事業にせよ、事務所運営にせよ、非常に良い形で引き継ぐ形になるので、在任期間中にこの火を消すことなく、大きく育てていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。