3月6日、ネパールでは「ホーリー」というお祭りでした。毎月3月の満月の日に行います。
ホーリーは、ヒンドゥー教のお祭りで、春の到来と色鮮やかな花々や景色の始まりを祝います。そして秋に向けての農作を祈ります。
街のいたる所が、歩行者天国になり、おとなから子どもまで 「ハッピー・ホーリー!」 と言い合って、互いの顔にカラフルな色の粉を塗りあって盛り上がります。普段は「ハロー!」「ナマステー」の挨拶が、この日は「ハッピーホーリー!」に。
街は朝からどんどんと盛り上がり、人が増えていきます。いたる所で大型スピーカーから民族音楽やポップス、ヒップホップが流れ、それに合わせて多くの人と一緒に踊って大盛り上がり!街全体がディスコになったみたいで、街がホーリー(カラフル)になっていました。
街中では、知らない人にも色を塗り合うので、私もすぐに顔もシャツも色鮮やかになりました。
これだけ多くの人々と一緒に楽しむお祭りの高揚感はすごいものでした。普段、穏やかなネパールの方たちの違う一面にも触れられ、ヒンドゥー教の多様な文化を満喫しました。
ネパール事務所長 竹下裕司