こんにちは!クラフトリンク担当インターンの成瀬です。
5月は「フェアトレード月間」、そして5月第二土曜(今年は12日)は世界フェアトレードデーでした。世界中でこの日にちなんだアクションやイベントが実施され、賃金や労働環境、フェアトレードやエシカルな購買について再考する機会になっています。
クラフトリンクでは、フェアトレード月間を盛り上げフェアトレード運動を拡げることを目的に、シャプラニールのスタッフやフェアトレードに関わる方々18のメッセージをクラフトリンクのインスタグラム上に掲載してきました。 ご協力いただいた皆様、ご覧いただいた皆様、本当にありがとうございます!
熱意のこもったメッセージを多くの皆さまにご覧いただきたく、各国ごと3回に分けてご紹介します。
メッセージ集
①『生活や文化や人を映し出す手仕事の魅力を感じながら、フェアトレードの仕事の携われることがこの上なく幸せです!商品が入荷したとたん、欲しくなってしまうので大変』 シャプラニール・小川
②『フェアトレード初心者で活動を始めましたが、その魅力にハマってしまいそうになっています…。学び、伝えられるように今後も精進してまいります!』 シャプラニール・成瀬
③『世界に広がるフェアトレード。日本でもフェアトレードタウンやフェアトレード大学が少しずつ増えています。みんなが少しずつ取り組めばもっと広がりますね!』 シャプラニール事務局長・小松
④『フェアトレードが以前よりも特別ではなくなってきていることをうれしく思います。言葉を知っているから、使っているへ向かっていきましょう。』 シャプラニール・勝井
⑤『フェアトレードの良さの一つは、それぞれの商品が持つ多様なストーリーを感じられることだと思います。これからもその魅力を、一人でも多くの方に発信していきたいです。』 シャプラニール・田尻
⑥『フェアトレードタウン逗子がめざすのは「世界とつながる平和都市」。紛争の原因である貧困や気候変動を解決するフェアトレードを通して共に平和な世界を築いていきましょう。 』 逗子フェアトレードタウンの会・磯野昌子さん
⑦『どちらも10年近く愛用しています。これらを作っているバングラデシュのNGO Aarongが、海外輸出を止めてしまったと聞き、ノクシカタに一体何が起こっているのだろうか?というのが、目下の私の関心です 』 フェアトレード札幌・萱野智篤さん
(※ Aarong は、長年シャプラニールともパートナーとして協働してきたバングラデシュのフェアトレード団体です。今では国内に多く20近くの店舗を構えるようになり、国内需要にフォーカスするため輸出を終了する決定をしました。シャプラニールではこの決定を応援しています。)
⑧『30年以上、フェアトレードにかかわってきましたが、ここに来て市民の関心の盛り上がりを感じています。日常にさりげなくフェアトレードの産品が使われるようにしたいですね。』 シャプラニール代表理事・坂口
⑨『文房具業界ではまだまだフェアトレードという言葉は親しまれていませんが、商品購入を通じて一人でも多くの方にフェアトレードって身近だなと感じてもらえたら嬉しいです。 シャプラの会員としても、文房具メーカー社員としても、フェアトレードを引き続き大切にしていきます! 』 日本理化学工業株式会社・雫緑さん
「市民」から広がるフェアトレード
日本でフェアトレードに関わる方々やシャプラニールスタッフに共通するのは「フェアトレードを広め、盛り上げていきたい」という想いです。
フェアトレードは、何気ない日常の購買行動から始めることが出来る国際協力であり、最も身近な国際協力と言えるのではないでしょうか。今回メッセージをいただいた、「逗子フェアトレードタウンの会」や「フェアトレードタウン札幌」、「日本理化学工業株式会社」は、市民や企業という立場からフェアトレード活動に貢献しています。私たちは、このような身近な市民の活動が、グローバル課題の解決に繋がるような大きな力になると信じています。
クラフトリンクのインスタグラムでは、メッセージを寄せてくださった皆さんのオススメ商品も紹介しています。併せてご覧ください。
市民アクション推進グループ インターン 成瀬