シャプラバ!
このコーナーではシャプラニールをさまざまな形で支えてくれる皆さまの、
シャプラニールとのかかわりや海外協力への思いなどをご紹介します。
打楽器奏者/ボランティア
飯野晶子(いいの・あきこ)さん
普段はプロの打楽器奏者として活動しています。ソロやグループでマリンバやザイロフォンの演奏を行っているほか、指導者として小・中・高校の吹奏楽部の打楽器セクションや、教員の研修会、幼稚園の鼓隊まで幅広い世代に教えています。
出会いはボランティア体験会
シャプラニールと初めてかかわったのはパルシステム東京の「ステナイ生活」キャンペーンです。組合員向けに事務所でのボランティア体験会があったので参加しました。実家で子どものころから使用済み切手を集めて、社会福祉協議会などに送っていたので素地はあったと思います。ただ、実際に一人でボランティアに行くのは不安でしたし、自分にできるだろうか?とも思っていました。でも、できるときに自分のペースで続けられるので、参加して良かったなと思っています。
事務所ボランティアを通じて
事務所のボランティアでは、主にステナイ生活の仕分け作業をしています。届いたはがきや切手のカウント、未使用切手の台紙貼り、使用済み切手を国内と海外、台紙の有無で種類ごとに分けるといった作業ですね。職員の方や他のボランティアの方も素敵な方ばかりで、事務所に来るととても元気が出ます。COVID-19でボランティア受け入れが休止されてしまったときには、在宅で仕分け作業を進めました。外になかなか出られない時期だったので、家でもやることができたのは嬉しかったですね。
これからも関心を持ち続けます
シャプラニールを通して南アジアのことを知るたびに、本当に世界には自分の知らないことがたくさんあるのだと実感しています。南アジアは日本からそう遠いわけでもないので、もっと関心を持つ人が増えてほしいですね。また、「海外の暮らしをよくする」ということだけではなく、多文化共生の取り組みや災害の緊急救援など、日本国内での活動をきちんと行っていることも良いと思います。これからも地に足を付けた活動をしていくことを期待します。わたしも老後になってもボランティアに通います!
会報「南の風」301号掲載(2023年9月発行)