こんにちは、多文化共生事業を担当しています、朴(パク)です。多文化共生コミュニティスペース「マザリナ」の運営が始まって早くも8カ月が経ちました。これまで多くの方がマザリナの活動に参加してくれました。マザリナの運営はシャプラニールの事務局スタッフが担っていますが、今後は一緒に運営を支えてくれる仲間(ボランティア)を増やしていきたいと考えています。そうすることで、大久保地域での認知度が高まったり、これまでマザリナの利用者の方同士の交流をより活性化できることを期待しています。そこで、去る2024年5月17日に運営ボランティアの説明会を開催しました。 

説明会には日本の方だけでなく、近隣に住む外国ルーツを持つ方も含めて、合計7名の参加がありました。過去にマザリナの活動に参加された方や、SNSでこの活動を知っていた方、そしてまずは話を聞いてみようと参加した方、さまざまな背景を持つ方々が集まりました。 

ウエルカムスピーチをする代表理事の坂口
説明に熱心に耳を傾ける参加者

今後は複数回の研修を実施し、多文化共生やボランティア活動への理解を深めながら、チームビルディングも進めていく予定です。 

説明会資料。ボランティアグループはLINEのオープンチャットで連絡を取り合う仕組みです。

説明会に参加した外国人の方からは、「日本語はわからないこともあるけれど、ボランティアをやりたいです。この場所(マザリナ)が好きだから、ボランティアをしていろいろな人と話したいんです」と意気込みを伺い、マザリナの活動がすでに「人が自ら動き出す場」になっていることを感じました。 

今回のボランティア説明会を経て、これから一緒にマザリナを盛り上げる仲間として、どんな人が集まるのか、とても楽しみです。 

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