シャプラバ!

このコーナーではシャプラニールをさまざまな形で支えてくれる皆さまの、
シャプラニールとのかかわりや海外協力への思いなどをご紹介します。


学習院女子中・高等科ボランティア同好会

ボランティア同好会について

ごきげんよう。学習院女子中・高等科のボランティア同好会です。私たちは週に2回昼休みにミーティングをおこない、放課後にはシャプラニールや病気の子どもたちの支援施設、高齢者グループホーム、献血ルームといった施設でボランティア活動をしています。長期休みには東日本大震災で大きな被害を受けた福島県相馬市を訪れ、被災者の方にお話を伺い、防災について学んでいます。また、これらの活動を多くの方々に知ってもらえるよう、私たちの学校で11月に開催される八重桜祭で模造紙にまとめ、発表しています。

シャプラニールとのつながり

シャプラニールとは主に2つの活動をさせていただいております。1つ目は放課後活動です。放課後活動では主に寄付されたはがきや外国通貨の仕分けなど幅広いボランティアに取り組んでいます。2つ目は防災をテーマにした活動です。今年1月には荻窪のエベレスト・インターナショナルスクールで、同世代のネパール人生徒の皆さんと一緒に「インクルーシブ防災」について考えるワークショップに参加しました。

3月には同じメンバーで、初期消火や地震シミュレータ―の体験などの防災訓練や、書き損じはがきを使って防災のメッセージを訴えかけるアートを制作しました。

災害時に誰も取り残されないインクルーシブ防災について考えました
ワークショップでの学びを巨大なアートに

今後に向けての期待

私たちはシャプラニールとの活動を通して、普段はできない、とても貴重な体験をすることができ、ボランティア活動の視野が広がったように感じております。今後もシャプラニールと継続的な活動をしていきたいと考えています。私たちの活動を多くの方に知っていただき、それが広がっていくように、これからも一緒に活動に取り組みたいと心から願っております。

会報「南の風」304号掲載(2024年6月発行)