5月19日、体験型フェアトレード講座「一枚の布から見える、女性たちの暮らしの変化」が行われました。
バングラデシュの伝統的な刺しゅう「ノクシカタ」生産者の暮らしを通して、フェアトレードについて考えました。
いくつかのグループに分かれ、「最近ほっとしたこと」を発表する自己紹介から講座は始まりました。
教えてもらうよりも、自分たちで考えることを中心とした今回の講座。
1枚のノクシカタの布から、どこで、誰が、何のために、作ったのか。
想像力を働かせながら、参加者全員で話し合いました。
「均等に発言する機会があり、参加型の講座でとても良かった」
「ゲームや話し合いを通してバングラデシュを身近に感じられた」
「バングラデシュと日本との比較で、豊かさと幸せは必ずしも比例しないと思った」
など、たくさんの感想、意見が参加者の方々から出され、いきいきとした話し合いになりました。
大きなノクシカタにはみんなびっくり。
ノクシカタから見えてきたのは、私たちとバングラデシュの女性たちとのつながりでした。
フェアトレードの仕組みだけではなく、生産者であるバングラデシュの女性たちの思いを知り、日本に暮らす自分たちの暮らしを見直すきっかけとなりました。
(国内活動Gインターン 武田)