6月12日の「児童労働反対世界デー」に合わせて、シャプラニールバングラデシュ事務所では、少しでも多くの人に「児童労働をなくそう!」というメッセージを届けるための活動を行いました。その一部を報告します。

ダッカ大学日本研究科学生が支援センターを訪問 

6月8日、ダッカ大学の日本研究科の学生10名がシャプラニールのバングラデシュ事務所を訪問してくれました。家事使用人として働く少女たちの現況や課題をお話し、その後実際に支援センターを訪問して少女たちの様子を見てもらいました。

ダッカ大学の教室で、児童労働とレッドカードアクションについて説明

 

学生たちからは、この課題を解決するためには、村の家族や学校の先生たちに子どもたちの現状を知ってもらい、仕事に出さないように伝える啓蒙活動が必要、といった意見も出てきました。

知る・伝える、広がる行動の輪

まず自分たちができるアクションとして、現状を知ろう!人に伝えよう!と他の学生にも声をかけてくれました。6月12日夕方、私たちがダッカ大学の教室を訪問すると、40人ほどの学生が集まってくれており、家事使用人の状況についてお話をさせてもらいました。その後、一緒に児童労働への反対の意思を示す「レッドカード」を掲げた写真を撮影。


参加した学生たちは、この活動に関わりたい、少女たちに勉強などを教えるボランティアをしたい、など積極的な意見を伝えてくれています。今後も一緒にできることを探っていきます。