ダッカを走る電車(Dhaka Tribuneより画像拝借)

ダッカを走る電車(Dhaka Tribuneより画像拝借)

日本のODA(有償資金協力)により、長年工事が行われている「都市高速鉄道」。
8月29日(日)、試運転が行われた映像がニュースで流れました。

ダッカに電車が走っている!

この工事による渋滞には悩まされていますが、ダッカを走る電車の姿を見たら、そんなことも吹き飛ぶようなワクワク感がありました。この公共交通が開通したら、ダッカの生活は大きく変わることでしょう。
例えば、ダッカ空港からシャプラニールの事務所まで渋滞のために2時間ほどかかるのですが、これが利用できるようになれば40分くらいになるのでは?と期待しています。
とはいえ、最初の路線が開通するのは2022年12月になる見込みで、全路線が開通するのにはまだまだ待たなくてはいけませんけれど。

現在バングラデシュでは様々なインフラ整備が大規模に行われています。三大河川の一つであるポッダ川にかけられた大きな橋。この橋が完成すれば、事業地に行く移動時間は大幅に短縮されることでしょう。その他、各地の道路拡張や立体交差、ダッカ空港の拡張、コックスバザールにできる新国際空港、など様々なインフラ工事が行わています。これらにより、バングラデシュ国内外の人と物の移動がよりスムーズかつ活発になっていくでしょう。
これからの数年でバングラデシュは大きく変わっていきます。10年後にダッカを訪問したら、まったく違う世界になっていそうです。