本日4月14日は、ベンガル暦の新年です。

この日はみんな赤と白の服を来て、新年を祝います。

13日の夜(大晦日)、私が借りているフラットの屋上でパーティが開かれました。

このフラットは建てられてから4年くらいたっているのですが、このようなパーティははじめてとのこと。

私の隣の部屋に住む家族がこのパーティを企画し、フラットに住む全員を招待してくれました。

きれいなサリーを着た女性たちが集まってきて、おしゃべりに花が咲いています。

子どもたちもみんな新しい赤白の服でおしゃれをしてきています。

お手伝いさんとして働いている子たちも、新しい服をもらいアクセサリーをつけるなど、きれいに着飾っていました。

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(こんなちびっ子たちもみんな赤白の服です)

予定の7時から大幅に遅れた、9時過ぎ、やっとパーティがはじまりました。

まず、この企画をしてくださった方から挨拶がありました。

「このフラットには、21家族が暮らしています。みんないろいろな地域から来た人たちです。そして外国から来ている人も一人います(私のこと)。しかし今、ダッカに来て、このフラットに一緒に暮らしている私たちは、一つの家族です。ぜひみなさんで交流を深め、新年のお祝いをしましょう。」

ダッカは村と違って、隣に住む人との交流も減っている印象があったのですが、このように交流があり、外国人である私がパーティに参加したことを心から歓迎してくれる人たち。

このフラットに暮らし、その中の一人となれていることが、とても嬉しく感じました。

その後、数人が挨拶をしたのですが、急きょ私もスピーチをするように言われ、素直に今感じていることを話しました。

このパーティの司会・進行はこのフラットに住む子どもたちです。数日前から、歌の練習やゲーム、その商品などを買ったりと準備をしたそうです。

このフラットはいわゆる都会の中流階級の人たちで、隣どうしの交流はほとんどないのかと思っていましたが、子ども同士、母親同士は予想以上に交流があるようでした。

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(右の写真、ゲームで目隠しをされているのが、このパーティ企画者)

このフラットに住んで1年4カ月、大家さん以外のフラット住民とはエレベーターで会うと挨拶をする程度なので、初めてゆっくり話をすることができ私自身とても嬉しい時間でした。

「あなたはいつもいないけれど、どんな仕事をしているの?」

「なぜ一人で住んでいるの?うちに遊びに来なさい」

「バングラデシュはどう?どんなところが好き?」

「ベンガル語はどうやって覚えたの?」

といつもの質問攻撃ではありましたが、

私が平日は仕事でいないことや、出張でダッカにいないことも多いなど、私のことを知っている人が多くことに驚きました。そのあたりの「筒抜け」加減は、都会も村も同じですね。

最後に食事をいただき(11時すぎ)、食事が済むとバラバラと解散です。部屋に戻ると12時、つまり新年になっていました。

あけましておめでとうございます!Shuvo Nobo Borsho!