昨日1ヶ月にわたる断食が終わり、バングラデシュは華やかな祝日ムードがあふれている。断食明けのお休みはイード・ウル・フィトルと呼ばれ、新調した服を着て、親戚や友人を訪問したり、ご馳走を食べてとまるで日本の正月のような感じである。

P1080611.JPG<右の二人はパンジャビと呼ばれる民族衣装を着ている>

前日までイード商戦で明け方近くまで開いていた商店もこの日はお休み。営業しているのは薬屋や雑貨屋くらい。それもちらほらという感じである。

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<鍛冶屋やくず屋、そのた小さな店が並ぶ通りも今日ばかりはこんな感じ>

日の出ている間は食事はおろか水も飲めないという断食だが、毎年約10日ずつ前にずれていく。今年は暑く日が長い時期にあたるので見ているこちらの方が辛い気持ちになったが、やっている本人たちは「最初の数日は少し辛いけど、慣れれば大丈夫」と言っていた。軽い気持ちでやったら辛いよ、という意味と理解して、決して挑戦しようとは考えまいと改めて心に誓った。

P1080623.JPGP1080624.JPG<写真上:清潔ですっきりと片付けられたスタッフの家/下:炊き込みご飯のようなポラオ、エビやビーフカレーなど>

さて、肝心の昨日だが、ダッカ事務所スタッフの家に招かれた。帰省していないスタッフとその家族、私たち駐在員が集まり、おいしい食事をご馳走になった。以前ブログでも紹介したジョセフィンの娘の大きくなった姿や、今年産まれたサビハの双子にも会って、バングラデシュの祝日を楽しんだ一日であった。

P1080621.JPG<左はサビハの双子の娘(6ヶ月)、右がジョセフィンの娘(1才10ヶ月) コピーしたかのような寝姿がラブリー>