出張で村を訪れると、子どもたちが遊ぶ姿を見かける。
サッカーのワールドカップの興奮がまだ記憶に新しいせいか、裸足でボールを追っている男の子たち、水に飛び込む子どもたちなど。都会のそれと違って、みじかにあるものを使って、もしくは道具も使わないで上手に遊んでいる。
先日、バゲルハットで見かけたのは、バングラデシュの国技であるハドゥドゥ。
「カバディカバディ・・・」と連呼しながら遊ぶゲームと言えば、皆さんもきっとご存知であろう。
攻撃と守りに別れて競うハドゥドゥは近くで見るとかなり迫力があり、格闘系と呼んで差し支えないだろう。ルールをかいつまんで言うと、守りのチームにつかまらず味方の陣地に戻ってこられれば得点、反対につかまってしまうとアウトになるという感じ。
上の写真は攻撃側が守りのチームにつかまったところ。一人抜群に上手な男の子がいて、攻撃も守備もかれの一人舞台であった。
<颯爽とした姿に思わずシャッターを切った>
次に紹介するのはティングティと呼ばれるゲーム。バングラデシュ版マルバツゲームという感じ。
手持ちの3つの駒を先に一列に並べた方が勝ちなのだが、相手の駒があると動けない。といって、手をこまねいていると相手に先手を打たれてしまう、単純だが奥の深いゲームである。河の渡しを待っていた私も、ゲームをしようと誘われたが、この手のゲームが苦手な私は見せてもらうだけにした。駒を増やしたパターンもあるとのこと。どこかで見かけたらブログで紹介したい。