全国キャラバンもすでに20数ヶ所での講演を終えて終盤に差し掛かり、今日は福岡にいる藤岡です。旅は今のところ無事に続けております。
10月中旬からの宇都宮→仙台→山形→札幌の旅が終わったあと、10月後半は東京、神奈川近郊を回り、そのあと11月1日から14日までは、佐渡→長岡→金沢→富山→大阪→松山→名古屋→静岡を2週間かけて回る、という非常に濃い日々でした。書き残さないとあまりにもったいない経験が多々ありながらキャラバン日記の更新が止まってしまったのには色々理由があるんですが、主なものは、
①東京近郊にいる間は自宅から出たり入ったりしていたため、帰宅後ご飯をつくったりしてそれなりに主婦っぽいことをしていて忙しかった。
②佐渡から始まった2週間は支援者の方々のお宅に泊めていただくことが多かったため、夜中まで飲んでしまいブログを書く余裕がなかった。
③キャラバン前半は全身蕁麻疹とひどい肩こりに悩まされ、北海道でお世話になった萱野さんのお連れ合いで鍼灸師の真理子さんに「それはストレスですよ」と指摘され、それから無理をするのをやめた。その後のキャラバン中、暇さえあればその土地の温泉やスーパー銭湯に入り、各地でみつけた整体やマッサージ治療院に駆け込んでいた。行く先々で「あなた背中ガチガチですよ」とか「いつギックリ腰になってもおかしくないよ」と言われ、ますます無理するのをやめた。
④残りの時間は講演の合間を縫って地元の名物を食べに行き、観光をし、現地の神社でおみくじを引いたりしてていて忙しかった。
といった状況です。どうしようもないですねー。
でも、この間のことはなんとか追いついてあとで書きたいと思います。だってそれはそれは面白かったし、考えさせられることも多かったんですよ。でもとりあえず今日は本日の福岡のことを書きます。
今日は福岡の天神駅近くの福岡NPOセンター(あすみん)にて、講演でした。集まってくださった方の平均年齢はたぶん今回のキャラバン中もっとも高かったと思います。70代、80代の女性が多かったんですよ。その中でもバングラデシュに行かれたことのある人も数人いらっしゃり、皆さんお元気でカクシャクとされていました。私自身、80歳になったとき、自分より40歳若い人間が話をするこういう勉強会に参加する意欲を持っていられるだろうか?と考えました。50代、60代から国際協力に関心を持ち始められた方々が、30年間関心を持ち続けられるということはすごいことだと思います。いらしていただいてとても嬉しかったです。ブックレットもたくさん買っていただいてありがとうございました。
講演は4時半ぐらいには終わり、主催者のアルスin福岡の方々とお茶しながらあれこれおしゃべりをしてお別れしたあと、私とアテンドの京井さん(シャプラニール唯一の20代女性)は、「さて、どうするかねー」とガイドブックや地図を見ながらホテルで真剣に検討したあと、以下のような方針を決定。
①まず長浜のスーパー銭湯に行く。
②その後、中洲の屋台で夕食をとる。
これは正解でした。
長浜のスーパー銭湯「湯の華」、一応天然温泉を加熱したものらしいんですけど、露天風呂もあってよかったです。さらによかったのは、ここから出てすぐのところに、焼き牡蠣の店が出てたんです。牡蠣を殻ごと炭火で焼いて食べるんですよ。いいでしょう?
↑牡蠣を焼く京井嬢。彼女は就職して最初に出たお給料で、友達とオイスター・バーに行ったほどの牡蠣好きだそうで。私も牡蠣大好きだからお互いハッピーでよかったわ。テーブルの上に置いてある軍手はね、これを左手にはめて、右手はナイフで焼けた牡蠣をこじあけるんです。彼女はあんまりお酒は飲まないですけど、私はここでまず生ビール一杯。
それから中洲の屋台へ。ずらりと並ぶ屋台をまずひと通り見たあと最後尾の屋台に入り、おでんと手羽明太、いわし明太を注文。この手羽明太はおいしかったです。揚げた手羽先の中に明太子がぎしっと詰まってるんですよ。おでんも「餃子巻き」ってのは初めて食べましたねえ。わたし熱燗コップ2杯飲んでしまいました。
↑中洲の屋台でのフジオカとキョウイ。
でもこういう屋台のお客さんって、地元の人より観光客とか出張で来た県外の人のほうが多いみたいですね。それでほとんどの人はラーメンだけ注文してますね。
1件目を出たあと、「なんか雑炊かなんかで締めたいねー」と言いつつそれっぽい店がないので、また別の屋台で焼きラーメンとモツ鍋を1つずつ注文。ここで私はまた梅酒を飲んでしまいました。
隣に座った出張中の男性二人は名古屋の人で、名古屋名物の話で盛り上がり、いろいろと名古屋の新知識を仕入れました。最近名古屋で話題の食べ物は「あんかけ風スパゲッティ」だそうです。
↑屋台が並ぶ中洲の夜。
なんか仕事より飲んだ話ばかりになってしまいました。明日は小倉に移動します。