ようやくダッカにも途切れ途切れではありますが電気が戻ってきました。2時間ぐらい電気が来ては、また2時間ぐらい切れる、という状況です。政府の発表によれば電気供給がサイクロン前の状態に回復するのに数日はかかるとのことなので、しばらくこんな状態が続くのでしょう。
今朝の段階で、サイクロンによる被害者数は少なくとも700人と発表されていますが、こんな程度ではすまないだろうと思われます。家屋倒壊の被害も甚大で、新聞報道によると11の県で95%の作物がダメになったほか、シャトキラ、クルナ、コックスバザールなどのエビの養殖も壊滅的な被害を受けています。
シャプラニールとしても何ができるのか、何をするべきなのか、被害状況や被災地の現地NGOの動きなどを中心に情報収集を開始しています。
追記:15日のブログで気象上の危険シグナルについて、10段階と書きましたが、実際は11の段階があるそうです。段階としては大きく4つに分かれていて、1から4までが「Warning」、5から7が「Danger」、8から10が「Great Danger」、11が「Failure of Communication」だとのことです。