ラマダン月ももう残りわずか。バングラデシュの週末は金・土ですが、今週末はそれにショベ・カダールというイスラム教の祝日(今日がそれ)が加わって、3連休です。明日からあと2日出勤すれば待ちに待ったイード休み!駐在員に夏休みはありませんから、ようやっと遅い夏休みがとれるようなものです。ダッカ事務所のスタッフも数人はすでに29、30と有給をとってこの連休から帰省しています。ダッカから農村部へ向かう帰省ラッシュも金曜日から始まっていて、前回写真でご紹介したショドル・ガットのローンチ乗り場や駅、バスターミナルなどは大混雑している模様です。
3連休とはいえ、私はこのイード休み中に一時帰国することもあって、休み前にあれもやらなきゃこれもやらなきゃと「連休中に家で片付ける仕事リスト」はすごいことになってます。おとといから家でずっとパソコンの前に座ってはいるものの、こうやってブログを書いたり、気を散らしてばかりでちっとも仕事が進みません。ヤバイぞこれは。
インターネットは便利だけど、気を散らすようなものがいろいろ見れちゃうのが困ったところ。もうすぐ一時帰国だと思うと、実家の近くのウナギ屋のサイトだの、箱根の温泉旅館のサイトだの、真鶴の寿司屋のサイトだの、帰ったら見ようかと思ってる映画のサイトだの、ダッカに持って帰るための本を注文しにアマゾンのサイトだの…といろいろ見てる間にああっ今日ももう昼になっちゃう。仕事せんか仕事を。ボカボカ(自分の頭をたたく音)という状況。いかん。
手弁当で村に住み込んでいた昔の駐在員に比べれば、ダッカのフラットに住む私たち現在の駐在員の生活は極楽みたいなもんですが、それでも数ヶ月ぶりに家族に会えるし(私は単身赴任)、入浴剤を入れたお風呂に入れる!(ダッカの家に浴槽はない)とか、生ビールが飲める!(缶ビールは入手可能だが生はない)とか、日本の秋が楽しめる!(ダッカはまだ暑い)とか、おいしいお寿司やお刺身が食べられる!(ダッカに食べさせる店がまったくないわけじゃないがやっぱり…)とかいうのはとっても楽しみです。生卵を炊きたてのご飯にかけて食べたい!(ダッカの卵は生で食べたら危険)…とか、柿が食べたい(ダッカに柿はない)、とか、我ながら他愛ない望みもあったりして。ユッケとかもええなあ。あと枇杷とか。
ただし、10日~2週間程度の帰国でも、一度このダッカ仕事モードから離れて日本でホケッとすると、戻ってきたときになんというかスピードが鈍るんですよね。元のアタマに戻ってフルにエンジンがかかるまで3日~1週間ぐらいかかってしまいます。それが困ったところ。任期が終わって帰国したときは脱力してボケないかと今から心配…。そのときは全国キャラバンがあるから大丈夫か?
一時帰国中の11日(土)の午後に、「ダッカで家事使用人として働く少女支援事業」について報告会をします。お時間のある方はぜひいらしてくださいね。場所は早稲田奉仕園です。(ってその準備を今しないといけないんですけど。自分にプレッシャーをかけてがんばる作戦。)
さて今日こそちゃんと仕事するぞ。明日、あさってもがんばろう…。あと2日…。