皆さん、こんにちは。ダッカ駐在員の天野です。
3月下旬からバングラデシュ・ダッカに赴任しています。

毎日が新しい経験ばかりで、あっという間に一か月以上経ってしまいました。これからは、ブログも定期的に更新して、活動やバングラデシュの生活等について紹介して行きたいと思いますので、よろしくお願いします。

ということで、まずは、私が勉強中のベンガル語について紹介します。

NGOや団体によっては、業務は英語で完結してしまうところもあるようですが、シャプラニールでは、現地の語学習得は必須。これも当事者との対話を大事にしてきた団体の特徴の一つとも言えると思います。私がベンガル語を教わっているアミナ先生は、経験も長く、教え方が上手いと定評のある方。歴代の駐在員も習ってきた先生なので、よく以前の駐在員やスタッフの話も出てきたりします。

私は赴任前に語学勉強する余裕がなかったこともあり、最初はちんぷんかんぷん。出来の悪い生徒ほど先生も力が入るのか、スパルタレッスンを毎日3時間、たっぷり宿題も出るので、午後3時間は自主学習という日々が約1か月続きました。

そればかりでは煮詰まってしまうので、先生は時々、課外授業に連れて行ってくれました。近くのバザールへ行って、まずはリキシャの金額交渉の仕方から、量り売りをしている野菜の買い方など、ベンガル語で実践で教えてくれます。そこで、先生が活きの良い?鶏を一羽買いながら教えてくれていると、鶏をしめるお兄さんもそれを真似てか、頼んでもいないのに、しめる様子を私に見せながら解説してくれました。

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(バザールで売られている鶏たち)

時には、近くの食品店(クラフトパートナー団体・プロボルトナが運営しているお店)で食材について説明してくれたり、併設しているカフェでお茶を飲みながら、バングラデシュの人たちの暮らしや、日本との違い・共通点等について、話したりもしました。

bangla2.jpg(店員さんとの会話を実践で教えてくれる先生)

ベンガル語は、なかなか覚えられずに苦戦していますが、生活の中で生きている言葉は、とても興味深く感じています。もっとバングラデシュの人たちと色々な会話ができるよう、早く習得したいなと思います。

ダッカ駐在員 天野友貴