少し前になりますが、5月30日にダッカ日本人会主催で「ネパールのいまを知ろう~ネパール大地震緊急支援報告会~」が行われました。地震発生直後から現地へ支援活動を行ってきた他の2団体と共に、ダッカからネパールへ緊急救援活動に入った藤崎が支援活動について報告しました。
シャプラニールの報告では、ネパールの状況をはじめ、地震発生後すぐにバングラデシュから現地の情報収集や東京事務所と連絡を取り、いち早く緊急救援活動を行ったこと、パートナー団体等とのネットワークを活かし、支援が届かない地域へ支援を進めてきたことなどをお話しました。
また、AMDAの緊急救援支援で活動にあたった神田さんからは、余震が続き建物の倒壊の危険の中で実施された緊急医療現場について、JICAの太田さんからは、日本やネパール政府の支援状況や今後の動きについて報告がありました。当日は42名の参加があり、その後の質疑応答でもたくさんの質問があり、関心の高さが伺えました。
ダッカ事務所でも、ネパールのために何かしたい、と声をあげてくれた在住の日本人の方、パートナー団体、スタッフ、その友人達等から合計22万タカ(約36万円)と、バングラデシュでは非常に大きな額の寄付をいただくことができました。
また、先日訪問したパートナー団体・PAPRIでもスタッフからの要望により、急遽ネパール緊急救援ミニ報告会を行いました。
話を聞きたいと多くのスタッフが集まり、バングラデシュに住む人々の、ネパールへの想いを感じることができました。
ダッカ駐在員
天野友貴