バングラデシュは今日から(正確には昨夜から)日中の太陽光を最大限活用し、電気消費を抑えるための夏時間(こちらではDaylight Saving Time=DSTとよばれています)が導入されました。

(→新聞記事)

昨夜の11時に全国一斉に時計の針を1時間進め、12時にしましょう、ということになり、これまで日本と3時間あった時差が2時間に縮まりました。ダッカ時間がバンコク時間と同じになったわけです。

昨日は金曜日でモスクでのお祈りに多くの男性たちが集まる日でしたが、そこでもこの「夏時間」について説明があり、お祈りの時間が時計の上では1時間遅くなること、お祈りの時間を知らせるアザーンは間違えずに流すから心配しないように、という話がイマーム(イスラム教の指導者)からあったそうです。昨夜10時には携帯電話にも携帯電話会社から「夜11時になったら時計を1時間進めましょう」というメッセージが入りました。

それにしてもこのDST、実際のところどれぐらい電気の節約になるのでしょうか。政府は約5%電気の需要を抑えられると期待しているようですが、果たして…。

わがダッカ事務所の時計も今日から全部1時間進めます。明日は週明けの日曜日(バングラデシュは金・土が週末)、うちのスタッフたち、1人も時間を間違えずにちゃんと出てくるかな?