私が仕事をするようになってから夕飯は夫が作ってくれています(お昼はお手伝いさんが…日本の主婦のみなさん、ゴメンナサイ。私は職場でコックのハワおばちゃんhttps://www.shaplaneer.org/about/staff.html#staffBが作ってくれる賄いをスタッフのみんなと一緒に食べるのですが、これがおいしいのなんのって…また今度ブログでご紹介しますね!)
今夜はトマト・ソースのスパゲティが食べたいなぁ…といったらさっそく夫がトマトを買ってきてくれたのですが、なんと「1キロ16タカ(約20円)だった」。ひとやま、じゃないですよ。1キロ!私は知らなかったのですが、バングラデシュのトマトは今が旬なのだそうです。「だってトマトって夏野菜じゃないの?」「うん、日本では。でもバングラの夏は暑すぎる」なるほど。「それに、トマトはカビに弱いから」なるほど。バングラの夏は湿度が高すぎるというわけです。
ちょっと前になりますが、こちらは1月に野菜を買ったときのもの。トマトとダイコンが1キロずつ、ニンジンとキュウリを半キロずつ、ホウレンソウ一把、ドニャパタ(香草)一把、キャベツの大きいのを一個、それに青唐辛子ひとつかみで、しめて88タカ(約110円)。このときはトマトがキロ32タカくらいで、ダイコンは半キロ買おうとしたら「安いから1キロ持って行きなよ。16タカ」と言われたのを覚えています。野菜が旬の冬とはいえ(安いよなぁ)と思ったものです。
このときは前日の昼に例のハワおばちゃんがヤギのカレーにあわせて作ってくれたサラダが感動的に美味しかったので、家で再現しようと野菜を仕入れたもの。トマト、キュウリ、それにニンジンを少し、ぜんぶ太めのマッチ棒くらいのサイズに切り、タマネギは薄くスライスして塩で和えるだけ。「ほかに何にも入れてないの?レモンとかは?」「何も入れてませんよ。塩して手で和えるだけです」むしろトマトの入った野菜の塩もみといった風情でしょうか。あ、青唐辛子の輪切りは入れます。野菜そのものの味が濃いからでしょうか、塩加減の妙でしょうか、いくらでも食べられるうまさです。
さて今夜のスパゲティ。夫のトマト・ソースはNHK「ためしてガッテン」流http://cgi2.nhk.or.jp/gatten/archive/program.cgi?p_id=P20070530トマトジュースを煮詰めるだけ、ニンニクもタマネギも入れないトマト100%です。なかでも今日のは格別、旬のトマトの味がギュッと濃縮されたまさに絶品でした。ごちそうさま♪